曼荼羅に呼ばれて始まる旅

こんにちは。カレイドスコープの寺山瑞穂です。

昨日の記事でも。ちらっと書いたのですが、新しい作品を描き始めました。

私には最大の30cm角。

もっと大きいのを描く人もたくさんいるし、これが普通によく描くサイズって方もいます。が。普段小さめのばかり描く私には、未踏の大きさ。

下の画像で、額に入って重ねてあるのが、昨日紹介した12cm角の作品です。

額の外側の大きさは18cmくらいかなぁ。

ずーっと描こう描こうと思って、紙だけは取り寄せてあった30cm。

でも、時間ができてから…、机の上を片付けてから…とズルズルしていました。

「描かなくちゃ」と思っていたのには理由があって、大きい作品を使いたいところがあったからなのです。そろそろ締め切りなんだけどこの調子では大きい作品は出来そうにない…ヤバイ。

ちょっと焦っておりました。

でも、前の夜、過去作品を見返していたら、「これ使えばいいか」ってやつが見つかったのです。小さい作品だけどね。これでいいやって。無理して描かなくていいやって。

そしたら。

開けて翌朝、急に「描くか！」って気になったのです。

あんなにあれこれグズグズ考えていたのはなんだったんだってくらい、何も考えずに紙を出して定規を持ちました。

机の上なんてグチャグチャのままです。

出来上がりイメージは全然ないのですが（そらかな曼荼羅は描きながら出来上がりが見えてくるものなので）、最近好きな形を入れてみたくて、そこからスタート。

これがどう繋がっていくのか、どんな風に大きな曼荼羅の一部に収まるのか、ワクワクします。

そらかな曼荼羅を描く過程は旅に例えられます。

行ってみなくては分からない、予想を超えたハプニングと発見と喜びの連続する過程です。

その過程そのものが、そらかな曼荼羅の醍醐味だと思っています。

というわけで。

テラヤマ初の長旅に出ます。

飛行機に乗ってとーいところに行く国内旅行って感じかな。海外はさらに先にありそうです(^_^;)

こんな風に、「描かなくちゃ！」って自我を超えたところで、曼荼羅に呼ばれるように描き始まる作品の旅。

どんな旅になるのか、ワクワクです。

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