
オンライン哲学対話#55 終了しました。
テーマ「人生とはどこまでが自己責任なのか?」
参加者 7名
自分の命はどこまでが自分の命か?
自分の命は全部が自分の命ではなく何割かは家族や社会のものなのではないか
というところから始まり
生まれや育ちがみな違うのだから人生は環境要因に決められることが多い、
全ては運命によって決まっている
そう考えたほうが楽である、という意見があり
それに対して
いやいや人生はもう100%自己責任なのだ、
自分の人生は自分でどうにでも創ることができる、
そう考えた方が楽なのだ、
などの意見が繰り出され
そう言えば自己責任、は弱い側に課せられがちではないか、
自己責任とは強者の論理なんではないか、
いやしかし権力をもった国会議員など強者には弱者を救う責任
があるのではないか、
そもそも責任とは何か?
大臣とかが「責任取って辞めます」とかやっているが
あれは全然責任取ったことにはならなくないか?
「責任」というもの自体が単なるけじめとか象徴で
実は責任という言葉に実体はないのではないか、
などなど色々でました。
責任というと負のイメージが強いが責任を負うことで
メリット、美しさ、良い変化が起きたりしないか?
多くの出来事に環境要因が多い気がするが
自分で努力して得たものは自助努力の成果と思いたい、
などなど多くの対話がなされました。