にしみねきよみ・風wari~ふわり~ -25ページ目

にしみねきよみ・風wari~ふわり~

\表現する喜びと感動で心を満たそう/
01.あなたの固定観念や枠を取っ払って自由に表現する筆文字アート講座
02.心を癒やす夢ロゴアート講座
03.50歳からのインスタ発信を広めています。

さて、話を元に戻します。

10年間会社勤めをした後、縁あって結婚し

ましたが子供に恵まれることはありませんで

した。

もちろん新しい生命を授からないさみしさも

ありましたが、それよりも同世代が子育てに

励み、母として強くなっていく様子に羨まし

い気持ちがあったのです。


こんな思いを持っていた私でしたが、ボラン

ティアをしながら様々な方と関わり、子供が

いなくても色んな生き方があっていいと思え

るようになりました。


また住んでいる地域で子どもほど歳の違う人

達が私達夫婦を慕ってくれた事もよい経験に

なりました!

その後は、母と向き合い10年の介護生活を

経験することになります。母は発達障害の二

次障害と思われる「心の病」を持ってい、こ

の間は本当に過酷な日々でした。


けれども、そんな母と一緒に一日一日を乗り

越えるうちに、だんだんと母の笑顔を見るこ

とが私にとって大きな楽しみになり、小さな

日常の暮らしに感動する喜びを感じることが

できるようになりました。


母の笑顔を見ながら、子供の頃の事もよく思

い出しました。


他のお母さんのように家事が出来ない事が多

くても、毎晩眠い目をこすって絵本を読んで
くれたり、音楽に触れさせてくれたり、いろ

んなお稽古を習わせてくれたりと、溢れる愛

情を感じる自分に変わってきていました。

 

(この写真はコロナ禍で施設に入った母と久しぶりに会えた時

に撮った写真ものです。)


その母は2022年春、桜の咲きはじめる時期に

霊山へと旅立ちました。北海道から妹家族全員

が休みの期間に葬儀を済ませることが出来ました。

この時の桜の見事な風景は、ほんとうに美しく
毎年よりも長く長く咲いてくれたんじゃないか

と感じがしました。

 

桜の風景と重ね合わせ、家族の心に見事に生き

きった姿を刻み残した母に感謝の思いが溢れる

日々を送ることができました。

 

 

早くに先に逝った父も不器用な人でしたので、

両親は二人とも悩みや苦しみがたくさんあった

ことでしょう。
けれど、必死に生きる姿を見せながら、私たち

姉妹を育ててくれたんだと思います。

母と向き合う介護をとおし、子供の頃の思い

出は、いつのまにか両親の数え切れない愛情

に包まれたものに変わり、このような心の変

化は今までの経験に一つも無駄なことはない

んだなという確信になりました。

 

自己紹介・④へ続く~

 

話はがらっと変わりますが、子供の頃は

どんな風に育ったのか書いておきます。
真面目で不器用な厳しい父と病気でよく寝込

んでいた母に育てられた。なので、自分らし

さは出せないまま10代を過ごしていたと思

っていました。 
 
短大卒業後、事務の仕事をはじめて、働く充

実感を存分に感じていました。残業もしっか

りとし、仕事が終わってからも先輩や同僚と

楽しいOLライフを過ごすようになっていま

した。


自分でお給料を頂くようになると自信もつい

たんでしょーね!やっと自分らしさが出せる

ようになってきました。
 

 

 

そんな24才の秋、突然病気で父を亡くしま

した。悲しくて悲しくて時の過ぎる感覚まで

がおかしくなってしまったかのようでした。


この父の死を経験し、悲しみの中でもうこん

な悲しい思いはしたくない。人はいつか老

いて死んでしまう。
ということが頭の中にぐるぐると回り、では、

間違いなく幸せに生きるには?と常に考える
ようになりました。考えても考えてもはっき

りと答えは出ず、この時期、私はかなりうつ

っぽかったと思います。

その後、ありがたいことに温かい友人やまわ

りの人達に恵まれ、その方達に幸せな生き方

とは、物質的に外から受けることを大切にし

ながらも、一番大切なのはどんな事も喜びに

変えていける「心」であるということに気づ

かせて頂きました。

嬉しい時には大いに喜び、生きていれば避け

られない深い悲しみや七転八倒するような苦

しみにも向き合い解決に向かって挑戦する。

そのありのままの姿はまわりの希望にもなっ

ていく。そんな生き方が幸せな生き方と思う

ようになりました。

 

自己紹介・③へ続く~『自己紹介・③』さて、話を元に戻します。10年間会社勤めをした後、縁あって結婚しましたが子供に恵まれることはありませんでした。もちろん新しい生命を授からないさみしさもありまし…リンクameblo.jp

 

 

 

はじめまして♪「紡ぎ筆」にしみねきよみと

申します。

オンラインで開催している
「筆文字と水彩イラスト講座」では、「届い

て思わず笑顔になる葉書」をみなさんと一緒

に作っています。

(現在、月一回のペースで開催中)

さて、現代は特にコロナ禍以降ネット環境が

あれば日本はもちろん、世界中の人といつで

もオンラインで繋がることのできる時代にな

りました。


私もSNS、特にインスグラムを使って、フォ

ローさせて頂いている方やフォロワーさんの

作品を楽しんでいます。

ホントにSNSはとても手軽で便利、何より繋

がりが大きく広がります。私は素晴らしいこ

のコミュニケーションのツールに、手書きな

らではのあたかかみのある作品をプラスして、

心をつむぎ出し一人一人ともう一重深くつな

がっていく取組みを広げていきたいと思って

います。

少し私自身のプロフィールを紹介させて頂き

ます。家族は、夫婦二人暮らしです。妹家族

(妹、妹の主人、そしてかわいい姪っ子ちゃ

んと甥っ子くん)が北海道にいます。

住んでいるところは、大阪の南の端にある河

内長野市という場所です。

 

 

(この写真は、夕方のお散歩コースにある池から撮った

ものです。)

 

大阪と言っても河内長野市は7割が森林とい

う自然がいっぱいの田舎です。なので若い時

には「都会」に憧れを抱きました。
高校卒業には、往復2時間以上かけて大阪の

中心の梅田や難波を通ってある短大へ通って

いました。


短大時代の勉強はというと、、、

一緒懸命バイトをしましたっ!!
カメラのキタムラ・難波シティ店って
わかりますか?CMで「アルプス一万尺」の

音楽にあわせて「カメラのキタムラ」の「安

くて良い品〜♪」結構有名なCMだと思うん

ですが♫

とにかくここでバイトに明け暮れてましたっ

!!DPEコーナに写真を撮るのが大好きなお

じ様達が撮ってこられたフィルムを受付する

コーナーです。皆さん撮ったばかりの写真を

ほんっとに嬉しそうに持って来られて焼き

あがった写真を確かめる時のお顔と言ったら

!!

あの頃のお客様の気持ちは、自分で作品を創

るようになってよくわかるようになりました。

 

自己紹介・②へ続く