【デルタ株に打ち克ち経済を回復させる 新「コロナ三策」】① | いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

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元愛媛県議会議員・看護師・国民民主党新人いしいともえの想いや日々の活動をお届けしています。

国民民主党では8月24日、国民民主党新型コロナウイルス対策本部を開催し、新コロナ三策を取りまとめました。

以下の政策を提案しています。

 

■第一策 検査の拡充(見つける)

 

 

1 セルフケアを可能とする「無料自宅検査」の実施

 

国民民主党は、無症状者が無意識に感染を広げるという新型コロナの特徴を踏まえ、これまでPCR検査と抗原検査それぞれの特徴を有効活用し、無料検査を医療機関、高齢者施設や小・中・高等学校、幼稚園、保育園等に拡大することを求めてきたところであるが、提案から10ヶ月を経てようやく抗原検査が医療・介護の現場や職場、学校などで活用され始めている。しかし、感染力が強いデルタ株により、自宅での感染者が増加していることも踏まえ、今後は自宅や店舗等で誰もがいつでも気軽に検査ができ、その場で検査結果が出る抗原検査を活用し、治療及び隔離すべき感染者を早期に発見する「無料自宅検査」によって、感染拡大の防止につなげていかなければならない。

また、デルタ株の出現によりワクチンが感染拡大防止の決定打とならず、感染者数が今後も増え続けることを踏まえ、デンマーク等の諸外国や広島県等の先行自治体が実施している無料検査ステーションの開設などPCR検査や抗原検査を「いつでもどこでもだれでも簡単に無料で受けられる体制」を構築し、陽性者は早期に治療及び隔離し、陰性者には行動制限を外し自由な経済活動を認めていく。

 

 

2 陰性証明を持ち歩ける「デジタル健康証明書(仮称)」

 

抗原検査キットや民間PCR検査と連動して、QRコードによる陰性証明を可能とするスマートフォンアプリ(デジタル健康証明書、後述)を開発し、陰性証明を簡単に持ち歩けるようにする。

 

 

3 国による検査精度管理の実施

 

PCR検査に比べて精度が低いと言われてきた抗原検査も日進月歩で精度は向上しており、専門家によれば仮に偽陰性(陽性)であってもそのウイルス量は他人に感染させないレベルであるとされるが、粗悪品が流通する可能性を踏まえ、薬事承認を通じて国が精度管理を行う。また、民間PCR検査についても国が精度管理を行い、陰性証明に対して国が責任を持つ。

 

 

→第二策 感染拡大の防止(抑える)へ続く