【第20回都道府県議会議員研究交流大会-2日目】
昨日に引き続き、研究交流大会にズームで参加しておりました。
今回は、
◆第2分科会『行政監視機能の強化』
首長と議会が向き合う二元代表制において、議会がどのような監視機能を果たすべきか。
チェック機能のあり方、具体的な手法について各事例についてなど発表がありました。
登壇者は以下の方々
(コーディネーター)
龍谷大学政策学部教授、土山希美枝氏
(パネリスト)
埼玉県議会議員、田村琢実氏
大分県議会議員、三浦正臣氏
本来、議会は行政を監視する役割がありますが、今その機能が本当に働いているのか、疑問をもつことが多くあります。
『政策議会』の実現のためには、何が正解か、議論していくこと。そのことをあらためて自覚していく必要があると思います。
◆第3分科会『政策立案機能の強化』
議会からの政策提案の強化について、議員や委員会の条例発議が行われていますが、今後の機能強化について、事例発表を踏まえて発表がありました。
登壇者は以下の方々、
(コーディネーター)
関東学院大学法学部地域創生学科教授、津軽石昭彦氏
(パネリスト)
茨城県議会議員、森田悦男氏
福島県議会議員、佐藤義憲氏
条例制定は議会の大きな役割のひとつですが、その制定にあたって、議会内、そして最大会派内だけで進められていることが課題として挙げられていました。
住民ニーズからの条例立案が求められている中で、新しい条例制定に向けて考えていかなければならないと感じます。
開かれた議会、と言われながらも、多くの人は「議会が何をしているのか知らない」「議員が何をしているのか知らない」ということがよく言われています。
SNSなどを活用しながら、住民のニーズを拾い上げ、条例制定まで進めていいける議会の実現ができればと思いました。
他県の条例制定の積極的な取り組みは大いに学ぶことがありました。