第20回都道府県議会議員研究交流大会に参加しました。 | いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

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元愛媛県議会議員・看護師・国民民主党新人いしいともえの想いや日々の活動をお届けしています。

この大会は都道府県議会議員が共通する政策課題について、情報や意見を交換し、議員間の連携を深めていくために開催されています。


本日から3日間の予定でオンラインでの開催でした。

一日目の今日は
基調講演「地方議会・地方議員の将来像」
東京大学大学院法学政治学研究科教授の金井利行氏の講演。

人口減少社会に伴い、投票率の低下、無投票当選、議員のなり手不足は住民自治の根幹に関わる問題として、多様な層の住民が参画できる環境を整備することの課題を提言。


コロナ禍での議会の在り方として、非常時であるからこそ、執行部の行っていることに邪魔をしてはいけないと黙って静かにみていることはあってはいけない。大変な時期だからこそ、合意形成が必要であるよう指摘されました。


また、市町と国の間にある都道府県は広域連携を視野に県内の市町の格差をなくしていくことも考えていかなければならないと思います。
今後の課題は多くありますが、これまでの問題を速度を早めて取り組んでいく必要があると思います。


第一分科会のテーマは
「国際交流・多文化共生」
コーディネーターは明治大学国際日本学部教授山脇啓造氏
パネリストは群馬県議会議員秋山健太郎氏、岡山県議会議員山本正彦氏でした。


多文化共生社会や「やさしい日本語」の普及については、昨年の一般質問で取り上げさせていただいた内容で、
関心があったのですが、
群馬県は「群馬モデル」として外国人との共生推進会議や「群馬県多文化共生・共創推進条例」の制定など
積極的に取り組んでいる事例を紹介。


岡山県議会では、外国人材・留学生支援推進議員連盟を立ち上げ、議員の多くが参加し昨年ミャンマーを訪問し現地調査している内容などを報告されました。


今後、外国人の方が日本に安心して暮らしていけるようにするためにも「やさしい日本語」の普及や医療、教育の問題(不就学など)、また参政権など政治への参画など多くの課題がありますが、
他県の事例も参考に考えていきたいと思います。


一日目が終了しましたが、内容の濃い学びでした。
残り2日間もしっかり学んでいきたいと思います。