本日、緊急事態宣言延長について発表がありますが、その後の様々な解除について、
「感染者が少ないから大丈夫」と考えるのは非常に危険であると思います。
先日紹介した、神戸市立医療センター中央市民病院の研究チームが外来患者1000人中、3・3%が抗体を持っていたと報道がありました。
4月上旬までに、市民約4万1000人に感染歴があった計算になるとのこと。PCR検査結果は260人、かなりの差があります。
感染拡大前のため、今はさらに増えていることが予測されています。
愛媛県でも同様に油断はできません。
事業を開始するにあたり感染予防の徹底、三密を避けることをとくに注意して行って頂きたいと思います。
参考記事より
『市民から任意で抽出したサンプルとは、いろんな意味で偏りがあると認識した上で、(データで示された)4万人と(2日時点で神戸市が公表した患者)260人には非常に大きな隔たりがある。本当に、大きな驚きだ』
マスクを外したり、『3密』を解いたりすることが可能かどうかは、医療者として、しばらく継続が必要だろうと思う。それは、3・3%という抗体検査のデータが正しいとして、集団免疫ができる70%にはほど遠いから。』
神戸新聞
「神戸市民4万人に感染歴か 試算の病院長「公表患者260人と隔たり。本当に大きな驚き」
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202005/sp/0013317630.shtml?pg=amp