【9月入学について】
柳沢幸雄氏(北鎌倉女子学園学園長、前開成高校校長、東大名誉教授、ハーバード大大学院准教授・併任教授)
のインタビュー記事より
『9月入学に反対する人たちが挙げるのが会計年度や就職活動の問題だが、柳沢学園長は「会計年度を変える必要はない」「4月の入学や入試、卒業の時期をそれぞれ5カ月後ろ倒しにして、就職活動の時期を変えればいいのです」
そもそも秋入学は、欧米をモデルにした明治の大学創立期から大正10(1921)年まで、40年以上続いていた。日本の企業などは新卒を一括採用しているが、柳沢学園長は「日本のように一括採用している国は少なく、多くの国では通年採用」』
ゴールデンウィーク明け、経済活動が一部解除になるとはいえ、
再び感染者が増える可能性もあり、
第二波の到来など感染状況は長期戦となり油断できない状況です。
「9月入学」が早期に実現した場合には、それまでに準備期間ができ、
オンライン授業を実施している学校とできない学校との格差が問題についても
4カ月間あれば、9月になっても対面授業が開始できない場合に備えて、オンライン授業のシステムを作る時間にもなると言われています。
延長がいつまで続くか先が見通せず、
その後も常に不安定な状況の中で、これからの子ども達の教育について将来像を広い視野で考えていく必要があると思います。
参考記事
『開成前校長の柳沢幸雄氏「9月入学に恒久化を、必要性の本質を議論しよう』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200504-00010000-edua-life&p=2