【伊方発電所、送電線からの受電停止について】 | いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

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↑伊方発電所ホームページより


本日、四国電力の方から今回の一連に発生した事象について説明して頂きました。


まずは報道にあった受電停止についての状況は以下のとおりです。

(今回の事象について)
伊方発電所1、2号機の屋内開閉所(管理区域外)において、保護装置の動作により18万7千V送電線4回線からの受電が停止。


このため、1、2号機は直ちに6万6千Vの予備系統から受電。
3号機は直ちに起動した非常用ディーゼル発電機から受電し、その後、50万V送電線 からの受電に切り替え。
これにより、1、2、3号機ともに外部からの受電は 復旧した。


調査の結果、18万7千V送電線4回線のうち、1回線から受電する電路の一部に 設備故障があることを確認。

当該電路の切り離しを実施し当該電路を含む1回線を除く3回線から受電し、18万7千V送電線 からの所内電源を確保したとのこと。
 



(プラントへの影響は?)
受電停止後、1,2号機は6万6千V送電線から受電し、3号機は非常用発電機から受電、その後50万V送電線からの受電に切り替えた。
全号機ともにプラントへの影響はなく、環境への放射能影響もなし。




(使用済燃料ビットの冷却は?)
一時的に電力供給が停止したことにより、冷却は停止したが、手順に従い使用済みピットポンプの運転を再開したため、使用済燃料ピットの温度は保安規定に定める管理値よりも低い値となり、
冷却に問題はない。



(全交流電源喪失なのか?)
受電が一時的に停止したが、設計どおり1、2号機は予備変圧器からの受電に、3号機は非常用ディーゼル発電機からの受電に成功しており、

福島第一原子力発電所事故のように、
全交流電源が喪失したわけではない。