今回お話をお聞きして、私が質問したことは
「村民として、登録している2300人の方々が『お客様』ではなく、
自主性を持って関わってもらうために例えば村民投票などのような形など、どのようなアプローチをされているのか?」
ということでした。
シェアビレッジ町村の丑田さんから、
「やはり宿泊の目的で来られて、一泊だけしてあとは来ない、という方もいる。
最初に古民家改修や運営などでクラウドファンディングで集まってくれた862人が最初の村民。
その後、継続して関わってもらうために「寄り合い」「村役場」というコミュニティをつくっているが、それだけでは繋がりは継続できない。
今は組織形態として「コープ」のように消費者が出資して生産者と直接繋がりをつくるような仕組みを参考にして考えている。」という事でした。
その他、
「全国にシェアビレッジをつくると村民が行ってみたいとする場所が増え、広がっていく。
また、大学と連携して教育環境を整えている。」
ということでした。
これからシェアビレッジの展開もさらに形を変えながら進化していくのだろうと思います。
この取り組みの成功にはやはり、「人」の力、アイデアが優れている点にあります。
このような人の力をいかに動きやすい環境にしていくかも課題であると思います。
愛媛県にも人材やアイデア、可能性は溢れています。それを繋げていけるようにしたいと思いました。