12月議会報告・一般質問(4日目②) | いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

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元愛媛県議会議員・看護師・国民民主党新人いしいともえの想いや日々の活動をお届けしています。

【武井 多佳子議員(ネットワーク市民の窓)】

1, 誤認逮捕について
(1) 県民から具体的にどのような声が届いているのか。また、どう受け止めているのか。
(2) 報告書を作成し、進捗状況は公表すべきと考えるがどうか。
(3) 誤認逮捕をしても処分がない根拠は何か。
(4) 県警は誤認逮捕をした人に何について誤ったのか。

→警察本部長より、
(1) 県民の声を真摯に受け止め二度と繰り返さないよう、信頼回復に努める。
(2) 10月の委員会、記者会見で詳細を報告し進捗状況は公安委員会に報告している。
(3) 地方公務員法に基づき判断。個人としての規律違反がないため処分をしていない。
(4) 組織的な捜査に取り組んでいた。今回の不手際、個人の尊厳を著しく困惑させてしまったことをお詫びしていった。

2、温暖化防止について
(1)深刻化する温暖化の影響についてどのような見解を持っているのか。
→中村知事より、温暖化により農林水産物への影響、生態系の変化をもたらし重要な環境問題であると認識している。

(2)本県も気候非常事態宣言をしてはどうか。
→県民環境部長より、愛媛県地球温暖化対策事業を推進している。G20関係閣僚会合で「持続可能な社会づくりのための協働に関する長野宣言」に賛同している。

3,伊方原発について
(1) 使用済みMOX燃料の処理、処分について、国の研究開発はどのような段階にあると認識しているのか。
(2) 使用済みMOX燃料を搬出できる時期はいつ、どのような段階なのか。

→(1)エネルギー基本計画に基づき、保管状況等をみながら判断していく。
(2)国の検討委員会に基づき行う、国に対して対策を要請、四国電力に計画的に搬出するよう求める。

4,県まじめ会議動画について
(1) それぞれのデータの出典元の数字の根拠は確認したのか。また、出典元を紹介すべきではないのか。
(2) 彼氏の有無や介護・看護時間の長さをまじめな県民性と結びつけるのは問題ではないか。また、動画配信は中止すべきと考えるがどうか。
(3) 社会生活基本調査での介護・看護時間の長さは看過できないと考えるが、どのような認識を持っているのか。
→県民環境部より、
(1) 出典元はホームページに掲載している。
(2)(3)動画については人を思いやることにつながることを伝えているものでもあり、愛媛県は平成29年の介護保健サービスの利用状況は上位であり、介護負担を示すものではない。中止は考えていない。

5、男女共同参画の推進について
(1)被害防止の教育の必要性をどう認識しているのか。また、学校現場における取り組みの現状と今後の取組はどうか。
→教育長より、児童、生徒に対して性被害に対する教育を学校現場で授業を行い、SNSでも呼びかけている。養護教諭による指導。

(2) ガイドラインは機能しているのか。また、庁内への周知は行われているのか。
→庁内に連絡会議を設置、職員の手引に掲載。

(3) 県内市町の女性職員登用にどのように取り組んできたのか。また、今後の取組み方はどうか。
→市町の女性職員の登用への情報提供を実施。性別に関わらず能力や適正に合わせて登用を行っている。

(4)苦情等の処理について
ア)これまでの苦情等の申し出件数とその内容、処理結果はどうか。
イ)男女共同参画推進委員制度を積極的に広報すべきと考えるがどうか。
→祭りに関する苦情などを受付けている。苦情の11件については是正に向け検討している。男女協働参画推進委員制度はホームページにも知らせている。

6、公文書館の設置について、これまでどのような検討がなされてきたのか。また、今後どのように進めていくのか。

→財政状況が厳しい中で現在の設置は難しい。今後財政状況をみながら検討していく。

7,動物と人間の共生について
(1) チラシやパンフレットで積極的に本県の殺処分の実態を知らせてはどうか。
(2) 市町の実態に合わせた対策を市町と共に検討すべきと考えるがどうか。
(3) 地域猫の現状と課題について
ア) 地域猫活動の実態状況はどうか。
イ) 地域猫活動の相談・支援窓口を設置し、積極的に情報発信をしてほしいがどうか。
ウ) 不妊去勢手術のための保護について、経験のあるボランティアに協力してもらう仕組みが必要と考えるがどうか。
エ) 不妊去勢手術費用への助成を市町に働きかけるとともに、県予算を増額して対象数を増やすべきと考えるがどうか。
(4) 問題となっている多頭飼育の県内の状況はどうか。また、どのような対策をとっているのか。

→保健福祉部長より、実態については松山市以外は動物愛護センターにて公表している。市町と連携し、効果のあった事例を共有している。地域猫はい平成27年にガイドラインを設置、相談窓口を設置、支援し県民からの問い合わせに対応している。地域のボランティアにも協力してもらっている。不妊手術費用は樹医師会と連携し助成を行っている。多頭飼育については県が指導にあたり対象となっている18件は市町と連携し、指導にあたっている。