12月議会報告・一般質問(1日目②) | いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

元愛媛県議会議員・看護師・国民民主党新人いしいともえの想いや日々の活動をお届けしています。

【赤松泰伸議員(志士の会)】

1 台風19号災害の教訓を踏まえ、ソフト面の防災・減災対策の従事強化にどう取り組むのか。

→中村知事より、災害時における自治体の全容把握の遅れが指摘されていた。初動時の情報収集などは市町村の報告を待たずに独自で積極的に情報収集もしていく。防災士の養成、自主防災組織の強化など。

2 災害時における医療提供体制の確保にどう取り組んでいくのか。

→保健福祉部より、災害時の医療体制は24時間行えるように災害拠点病院を中心にDMATの医療チームを組織し対応にあたるようにしている。床下床上浸水時にも対応できるようBCP計画の作成を138の病院で実施。

3 被災した南予地域の復興支援に向けて誘客促進にどう取り組んでいくのか。また、今年の南予地域への観光客入込状況についても併せて問う。

→中村知事より、南予地域の観光はいやし博開催時の800万人から、西日本豪雨災害の影響により600万人にまで落ち込んでいた。ワンコインバス、フリー切符などの活用を実施、大型連休により回復してきているが、大洲、西予市は豪雨災害の被害で観光施設が被害に遭っていることもあり、さらに観光に取り組む必要がある。復興イベントの開催など行う予定。

4 愛育フィッシュの輸出拡大に、今後どう取り組んでいくのか。

→中村知事より、養殖魚は海外で人気がある。中国、ASEAN地域、中東への拡大、北米、カナダに訪問時、日本食レストランで愛媛フェアを開催。大型ぶり、媛スマ、柑橘、里芋など「愛媛づくし」で喜んでもらえた。

5 日中韓3カ国地方政府交流会議の関連成果はどうか。また、今後、地域間交流にどう取り組んでいくのか。

→今回の交流会議は日本での開催では過去最高に159団体が参加された。中国との意見交換も実施。青少年交流ではトライアングル交流を行った。

6県地域公共交通活性化指針の改正にあたって、どのような内容を盛り込む予定なのか?

→バスの運賃の支援対策、ICTなどデジタル技術で人出不足を解決、MaaS,モバイルの活用を行う。モビリティサービスを行う。

7アコヤガイ稚貝の大量へい死に関して、原因究明や被害対策の進捗状況と今後の取組はどうか?

→中村知事より、大量へい死の原因究明に全力で取り組んでいる。水産庁へ要望を行う。赤変病ではない、土壌変化は見られない、というところまではわかっている。近親交配で弱体化していることや海水の温度が上がっていることなども考えられる。