海外視察報告⑨「世界で一番観光客が訪れるパリの街づくりから」 | いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

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元愛媛県議会議員・看護師・国民民主党新人いしいともえの想いや日々の活動をお届けしています。


【フランス訪問報告】

〜世界で一番観光客が訪れる「パリ」の街づくり〜

「花の都パリ」は世界で一番美しい街とも言われ2018年にはフランスに約8900万人の観光客が訪れ、日本は約3000万人の外国人観光客数であり3倍もの違いがあります。


しかしながらかつて150年前は悪臭や汚物を街の至るところで目にし、香水のイメージのあるパリは世界で最も美しくそして芳しく、最も汚く臭い街と言われていた時期もあったとか。また今は車による交通渋滞や大気汚染も問題になってきています。


これまでパリは大規模な街の整備を行い公園ができ、オープンテラスが置かれ、そして今は自転車道路も整備されています。











景観を保つ規制は厳しくシャンゼリゼ通りは派手な看板は禁止され、パリのマクドナルドは白の看板になっているそうです。

エッフェル塔はかつて建設に対して反対の陳情が数多くあったそうですが、いまはパリのシンボルとなり、街の様々な場所からみることができます。 



エッフェル塔の色も市民の声を反映して街の景観に合わせた今の色になったとか。
コミュニティサイクルのヴェリブの色も景観に合う緑色と青色にしています。



タクシー、バス乗り場、道路標識なども車からですが、景観と合わせて観ていきました。




パリは治安は決して良くないですが、それでも世界中から観光客が訪れてくる理由は様々な市民の反対がありながら街の整備と景観づくりに力を注いできた積み重ねだと思いました。


愛媛県は今現在、街づくりに関しては高齢化が進む中で車の事故が増え、環境、健康、経済の面からも交通をいかに便利にするのか、


観光客誘致だけではない理由でも街全体の整備は必要です。
今回の訪問で街づくり政策に生かしていきたいと思います。

海外視察の報告はお伝えしきれていないこともたくさんありますが視察報告会でまた直接お伝えしたいと思います。
詳しくはまたお知らせいたします。

今回の視察では多くの方々が準備してくださり、現地の案内などでお世話になり、貴重な機会を頂けたことに深く感謝申し上げます。
この学びを県政に生かしていきたいと思います⭐︎

12月議会がまた始まります。
議会の様子も報告していきますね!