海外視察報告⑧コミュニティサイクル『ヴェリブ』 | いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

元愛媛県議会議員・看護師・国民民主党新人いしいともえの想いや日々の活動をお届けしています。


【フランス訪問報告】
〜パリのコミュニティサイクル「ヴェリブ」〜

パリの街の至るところに置かれている「ヴェリブ」は自転車を意味する「ヴェロ」と自由を意味する「リベルテ」を組み合わせた造語で
セルフサービスのレンタサイクルです。

約300m間隔で無人駐輪場が配置され、24時間好きな場所で自転車を借りたり返したりできます。

駐輪場に備えている機械で登録、チケットを購入。1週間や1日券があり観光客も利用可能。
30分以内なら無料、その後は30分ごとに登録したクレジットから引かれる仕組みです。

2007年から開始され、わずか4カ月で1000万台レンタルを突破、1日平均5万〜7万台が利用しているとか。




混在時には駐輪場に自転車がなかったり、留める場所がない場合があるため、トラックで自転車を運びながら調整をしているそうです。












このヴェリブの効果で自転車を利用する人が予想をはるかに超えて普及していったとのこと。

このヴェリブの運営に税金は使われておらず、大手広告会社が市内に優先的に広告パネルを設置する代わりに運営費を負担し、パリ市は広告料金を得ることができるというシステム。

今は一つの企業が独占するのは問題だとして変わってきているそうですが、爆発的に広がっていった理由の一つに広告会社を活用したことが大きいとのことでした。

このパリのコミュニティサイクル導入は非常に参考になる取り組みでした。