石井ともえ「9月定例会」一般質問(前文) | いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

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元愛媛県議会議員・看護師・国民民主党新人いしいともえの想いや日々の活動をお届けしています。




愛媛維新の会の石井智恵です。

 

まずは、4月の県議会議員選挙において、

初当選させて頂いたばかりの私に対しまして、

 

今回、質問の機会を与えて頂きました

 

先輩・同僚議員の皆さまに

深く感謝を申し上げます。

 

ここに至るまでは 

非常に長い道のりがありました。

 

今ようやく、この場所に立つことができ、

身が引き締まる思いであります。

 

精一杯努めてまいりますので

どうかよろしくお願いいたします。

 

 

さて、今回わたくしは

はじめて質問させていただくにあたり

 

「孤立しない社会づくり」をテーマと

させて頂きました。

 

このテーマを選んだ理由を申し上げますと、

 

 

わたくしは19歳の頃から

短大の看護科での実習を通して

病に苦しむ人をはじめ、

 

ハンセン病の療養所の方など、

本人には何の罪もなく、社会と切り離されて

辛い思いをして来られた方に出会いました。

 

それから33年の間

 

病院や障がい者施設、介護施設、
訪問介護での仕事、

児童養護施設などの調査を通して、

 

子どもから高齢者の方まで

幅広い層の社会問題に関わってまいりました。

 

 

そしてシングルマザーとなったことがきっかけで

女性支援活動を行ない、

家庭問題、貧困問題にも向き合ってまいりました。

 

そこでわたくしが感じたことは、

病気や貧困などがきっかけとなって

 

社会から孤立している方は

いまだ多くいるということです。

 

とくに、孤独は

心身の健康に与える影響も大きく

 

悪化するとうつ病や自殺、孤独死を

引き起こしてしまうケースもあり、

孤立させない努力が必要です。

 

しかし、社会的孤立の問題は

長年対策の必要性が叫ばれているにも関わらず、

 

減ってきているとはいえず、

どの自治体も解決方法を模索しているのが現状です。

 

わたくしは社会的に弱い立場の方と

長年向き合った中で

 

一番効果的な方法は、

複雑にからんだ問題を解決するコーディネーターや

生きる力を引き出すことができる専門家など

 

人に焦点を当てた政策が

必要であると考えています。

 

こうした考えのもと、

今回「孤立しない社会づくり」

という一つの共通したテーマを掲げました。

 

 

そして高齢者、若者、子ども、外国人など

分野ごとに問題を浮き彫りにし、

 

愛媛県のこれからのあるべき姿を問いてまいりたいと思います。