『農林水産委員会』が開催されました。 | いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

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元愛媛県議会議員・看護師・国民民主党新人いしいともえの想いや日々の活動をお届けしています。

昨日は農林水産委員会が開催されました。
議題は『西日本豪雨災害からの農林水産業の復旧・復興について』でした。

県内の農林水産部関連の被害状況について
(被害額)
■農業関係 47,527,643千円(72.6%)
■林業関係 17,466,452千円(26.7%)
■水産関係 499,038千円(0.8%)
合計 65,493,133千円

(復旧状況)
■農業関係
農地 15.2%、ため池25.3%、農業水利施設25.3 %、農道51.4%、農業用ハウス等96.7%
、畜産用施設100.0%
■林業関係
林地 97.9%、71.4%、林産施設等100.0%
■水産関係
魚具倉庫・共同利用施設等100.0%、漁港100.0%

(復旧状況)
■農地
被災農地のうち、約95haの農地を国の災害事業により対応。
今後復旧業務に多大な時間、労力を要している市町に対して積極的に技術支援を行う。

■農道
県内1,984箇所が被災、仮復旧・迂回路確保により73%が通行可能。工事422件中、217件着手。

■柑橘産地の復興ソフト対策
○労働力確保(ボランティア→6月までに3,000人以上)、アルバイト(766人)、宿泊施設確保

○生産量の回復(モノレール点検200箇所、苗木植栽)

○新技術導入(温州みかんの根域制限栽培実証、ドローン防除用農薬適用拡大試験など)

■林業関係
○県内246件、被害額124億円。47件中46件着手。
○林道
147件中105 件着手。

■水産関係
○漁港施設被害23件、被害額1億9千万円。令和元年7月末までにすべての復旧工事完了。

(私の質問)
先日の県内視察にて被害直後のメンタル面でのサポートの重要性の報告があり、今後のメンタルケアについてもさらに充実して行ってほしい。現在の状況は?
→県内で窓口に現在まで3000人もの方が相談に来られた。今後もメンタルケアについても行っていく予定。

昨年の西日本豪雨災害での甚大な被害から復旧工事は進められてきていました。
災害における『農林水産』の復興は愛媛県の最重要課題。今後さらに進めていくためハード、ソフトの両面から現場の声を聞いていきたいと思います。