『少子高齢化・人口減少特別委員会』が開催されました。 | いしいともえ公式ブログ【衆議院・愛媛1区】

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元愛媛県議会議員・看護師・国民民主党新人いしいともえの想いや日々の活動をお届けしています。

昨日は「少子高齢化・人口減少対策特別委員会」が開催されました。

第1回目のテーマは「愛媛の2025年問題」についてでした。

愛媛県では人口が1,374,887人、そのうち後期高齢者は228,196人(総人口比の16,6%)高齢化率は32、05%です。今後さらに高齢化は進んでまいります。

今回、私の方からは今後の愛媛県の高齢化対策の取り組みについて質問をしました。概略は以下の通りです。

「今後一人暮らしの高齢者が増えるにあたって認知症、孤独死の問題など様々な問題が起こってくると考えている。


先日、京都式地域包括ケアシステムの看取り対策の取り組みについて視察をしてきた。
終末期、とくに人生の最後を迎えるにあたってどこでどのような最後を迎えたいか、という話はこれまであまり公に話し合われることが少なかったが、全国でも取り組み始めている。


人生の最後まで自分らしく生きる、ということを支援するためにも今後愛媛県でもさらに一歩前に進めていくことは重要な課題になると思っている。


愛媛県内の高齢化対策について、終末期に向けた取り組み中心に伺いたい。」

【質問①】現在、終末期、人生の終わりをどう迎えたいのか、まずは県民の皆さまがどのように感じているのか意識調査など実施しているか、また、今後実施予定があるのか。


【回答】愛媛県としての県民の意識調査は実施していないが、県内各市町村では独自に調査をしているところがある。全体としては終末期、自宅で過ごしたいと希望する人が半数いるという国のデータもありそのように捉えている。今後調査については検討していく。



【質問②】単身高齢者、一人暮らしの高齢者への見守り対策は県内でどのような支援を行っているのか、そして愛媛県での在宅介護支援の取り組みはどのような現状になっているのか。


【回答】各市町村において地域単位で独居高齢者への安否確認、民間サービスの利用、住民主体で『通いの場』を設けて実施している。愛媛県に在宅介護センターがあり、介護研修、出前講習、宿泊研修なども行っている。



【質問③】看取り対策について、人が亡くなる時というのは非常に心理的にもどうサポートしていけばいいのか悩むことが多くある。
穏やかな最期を迎えるための看取りについての専門的な人材教育についてはどのような取り組みがなされているのか。
また、ガイドブックなどの指針となるようなものは作成されているのか、または予定しているのか。

【回答】現在、愛媛県看護協会が主体となった看護師を対象にした看取りについての研修を実施、今後も充実を図っていく予定、ガイドブックは作成していないが検討をしていく。



高齢化が進む中で、終末期へのケアについては今後も充実していく必要を感じています。



今後もこのテーマでの調査も私自身、今後も引き続き行ってまいりたいと思っています。



公約で掲げていた『一人暮らしの高齢者への見守り対策』については更に充実していけるよう取り組みたいと思っています。