≪亀田大毅≫９・２７対戦相手は３６歳世界ランカー

大毅９・２７対戦相手は３６歳世界ランカー

　プロボクシング亀田３兄弟の二男、“浪速の弁慶”大毅（１７）＝協栄＝のプロ６戦目（２７日、東京・後楽園ホール）の対戦相手が２日、ＷＢＣ世界スーパーフライ級２１位のバレリオ・サンチェス（３６）＝メキシコ＝に決まった。８月までは同級１０位にランクされていたベテランと激突する。サンチェスの戦績は、１７勝（１２ＫＯ）１５敗２分け。試合は５２・５キロ契約の８回戦で行われる。

　プロ歴わずか７か月の大毅に、１８年目のベテラン世界ランカー、サンチェスがぶつけられた。９月のＷＢＣの最新ランキングでは２１位のサンチェスだが、８月では１０位。８月１８日にメキシコ・フライ級王座決定戦で判定負けしたため、２１位までランクを落とした。協栄ジムでは「１０位だった８月中に対戦が決定していた」と話し、大毅の対戦相手の発表が遅れた理由として、ＷＢＡ世界ライトフライ級王者の長男・興毅（１９）の初防衛戦（１０月１８日、東京・有明コロシアム）の日程発表が８月３１日に控えていたからとした。

　サンチェスのタイプは、右ボクサーファイター。がっちりとした体格で左右のフックを武器にする。８９年５月にプロデビューし、３４戦１７勝（１２ＫＯ）１５敗２分け。０３年２月には、前ＷＢＡ世界スーパーフライ級王者のマーティン・カスティーリョ（メキシコ）と対戦し、８回判定負け。０５年１２月にはＷＢＣ米大陸同級王座の獲得に成功し、現在も保持する経験豊富なメキシカンだ。

　２７日の後楽園は、ＷＢＡ総会（２５日～２８日）の記念興行として行われ、大毅の試合はメーンを予定。世界のボクシングＶＩＰが観戦するが、大毅に気負いはない。８月２０日のプロ５戦目後は「世界が見てる中で亀田のボクシングを認めてもらう」と宣言。この日は、関係者を通じて「いつも通りＫＯして歌うだけや」と恒例の“歌謡ショー”を予告した。

　◆亀田　大毅（かめだ・だいき）１９８９年１月６日、大阪市西成区生まれ。１７歳。小１で空手を始めボクシングは同５年生から。０４年５月に史上最年少の１５歳４か月で全日本実業団バンタム級優勝。アマ戦績は１０勝３ＫＯ２敗。０６年１月にＢ級ライセンス（６回戦）のプロテストに合格し、同年２月２６日にプロデビュー。身長１６８センチの右ファイター。

　◆バレリオ・サンチェス　１９７０年８月６日、メキシコ・プエブラ生まれ。３６歳。８９年５月、プロデュー。０５年５月、３４歳でメキシコ・フライ級王座を獲得したが、同年１０月の初防衛戦に失敗。同年１２月には、ＷＢＣ米大陸スーパーフライ級王座決定戦で王座獲得。ＷＢＣ同級２１位。右ボクサーファイター。

http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/box/news/20060903-OHT1T00088.htm

３６歳って聞いただけで　かなり胡散臭いのですが

勝たせるためには　実力からいっても　こんなもんの相手でいいのかしらね。