製作記 フジミ 1/24 MERCEDES-BENZ 190E EV.Ⅱ (3) | 加古川模型 club

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おはようございます。ウインク



『 フジミ 1/24 MERCEDES-BENZ 190E2.5-16 EVOLUTION-Ⅱ BERLIN 2000 』を作っています。


前回からぼちぼち製作に着手し、先ずは足回りの仮組みを行い、修正点を確認していきましたので、今回は前回確認した足回りの修正点を一つずつ潰していきたいと思います。


と言うことで、先ずはフロントのキャンバー角を改修するためロアアームを取り出して来て…(↓)





段差のある所でタミヤのエッチングノコでスライスして…(↓)





左右ともそれぞれ1.0㎜外になるように接着します。(↓)



これで、ロアアームのストラット取り付け穴が外に出ますので、ネガキャンになると思います。




続いて、ロアアームを伸ばしましたが、ステアリングタイロッドがキットのままでは、トーアウトになってしまうので、パーツケースから拾って来た1.0㎜厚のプラ板でステアリングタイロッドを作り替えました。(↓)



作り替えに際しては、先ほどのロアアームと同じように左右で1.0㎜、合計2.0㎜取り付け穴が外になるように穴を空けています。

なお、ロアアームとステアリングタイロッドの取り付け位置の上下差により、同じだけ外側に穴を振ることで少しトーインになると思います。




続いて、トレッドを広げるため、パーツケースから拾って来た0.5㎜のプラ板を4.0㎜角にカットして、2枚を貼り合わせ1.0㎜厚にしてから…(↓)





ブレーキディスクを固定するパーツに嵌めて…(↓)





ストラットで挟み込み仮組みしました。(↓)



これでストラットに対して挟み込んだプラ板の厚み分、タイヤホイールが外側に位置しますので、結果的にトレッドが広がることになります。




続いて、車高を下げるための改修をしていきますが、ストラットを取り付ける、アッパーマウントの厚みが3.0㎜ほど有ったので、2.0㎜残るようにエッチングノコでスライスして…(↓赤色◯印)





1.0㎜分切り落としました。(↓赤色◯印)



ちなみに上の写真向かって左側は未改修です。




と言うことで、左側も同じようにスライスして、表面を整えた後…(↓)





スライスして切り落としたアッパーマウントを…(↓)





冒頭に、ネガキャンにするため外側に延長したロアアーム側に接着しておきました。(↓)



と、よく考えたら… 切り離したアッパーマウントをロアアームに接着するのなら、冒頭で改修したようなロアアームをスライスして外側にオフセットしなくても良かったかも知れませんね…(^_^;)




と言うことで、早速フロント側のみですが、前後比較です。

改修後は、それなりにトレッドが広がりネガキャンも付いたと思います。(↓)





ちなみに改修前は、こんな感じでした。(↓)



だいぶ良くなったと思います。
なお、車高はリアを改修してから比べてみたいと思います。



続いて、リアを改修していきます。
先ずは、トレッドを広げると、付属の金属シャフトでは長さが足りなくなりますので、2.0㎜のプラ棒で3.0㎜ほど長めに車軸を作ります。
また、トレッドを広げることで、構成するパーツ間に隙間が出来ますので、隙間を埋めるため、パーツケースから拾って来た0.5㎜のプラ板を適当なサイズにカットして2枚貼り合わせて1.0㎜厚にしてから、車軸をかわすため半円状の溝を丸やすりで作っておきます。(↓)





そして、モーターライズ用のシャシーを流用するため付属しているパーツに、先ほど作った隙間埋めの1.0㎜厚プラ板を仮留めしてから…(↓)



プラ棒で作った車軸を使ってリアの足回りを組み立てていきました。

なお、3.0㎜伸ばした車軸に対し、隙間埋めのプラ板は左右で合計2.0㎜なので、1.0㎜余りますが元々ポリキャップへの金属シャフトの差し込みが浅かったので、1.0㎜余分に車軸を伸ばすことで、しっかりポリキャップに車軸を差し込めるようになりました。




と言うことで、リア側も前後比較してみます。

改修後は、いい具合にトレッドが広がり隙間埋めのプラ板を入れたことで少し剛性感も下がり自然にネガキャン方向になってくれたようです。(↓)





ちなみに改修前は、こんな感じ…(↓)



かなり良くなったと思います。




と言うことで、車高を確認します。

先ずは改修後です。(↓)




かなり良くなったと思います。

少し前下がり気味になり、フロントタイヤのフェンダーへの被り具合もベストな感じと思います。

また、リアの車高は触らなくても良さそうです。




ちなみに改修前は、こんな感じでした。(↓)






ちなみにフロントはステア出来ます。(↓)




キャスター角がゼロなので、ステアした時に違和感が有り、実際にはステアさせたりしませんが…




今回は足回りのトレッドや車高などの改修を進めていきましたので、次回はボディ側の改修に取り掛かっていきたいと思います。



と言うことで、今回は以上です。音譜