製作記 タミヤ 1/24 ZENT CERUMO SC 2006 (38) | 加古川模型 club

加古川模型 club

主に車の模型の製作に関する記録です

おはようございます。ウインク



『 タミヤ 1/24 ZENT CERUMO SC 2006 』を作っています。

前回はフロントフェンダーの追加修正を実施し、とりあえずほぼ分からなくなる位まで修正が完了しましたので、今回は修正ついでにシャシーに組み付けた足回りの再調整と再組立を実施していきたいと思います。

と言うことで、先日シャシーに足回りのユニットを接着固定した後、タイヤを取り付ける際に色んな所が干渉したにも関わらず、少し強引に組み立てた結果、本来接着されるべき所が接着されずに、位置が狂う心配が有りましたので、ボディで失敗し時間を消費したついでに、シャシー側も一度分解して再調整後に再度組み立てたいと思います。
とりあえず、現状はこんな感じです…(↓)



パッと見では、違和感は有りませんが、本来アップライト側と接着され動かないはずのブレーキキャリパー(ブレーキディスク)がタイヤと一緒に回ってしまいます…(^_^;)




まあ、そんなにクルクルとは回りませんので、タイヤ固定仕様にしてしまえば良いのですが、折角なので時間消費ついでに修正しようと思います。
そんなこんなで、先ずは、フロントの足回りのパーツを少々力技で分解します。(↓)





続いて、ホイールがアップライトに固くて入り難い原因を確認します。

塗装による塗膜の影響も有りますが、そもそもブレーキディスクの穴に対して、ホイールのポリキャップを入れる軸部分の外径との間にクリアランスがほぼ無く、それぞれ単体でも相当な力を入れて押し込まないといけない状態です。(↓)



そりゃ〜ここで既に固いのであれば、ポリキャップも加わったら中々入っていかないのも当然です。




と言うことで、早速ブレーキディスクの穴をやすりで少し拡大して、ホイールの軸にスコッと入るよう調整しました。(↓)





続いて、ホイールにポリキャップを各2個入れてから、回転軸を入れようとしても、かなりキツくて入らないので…(↓)





回転軸に0.5㎜の穴を空け、0.5㎜のピンを差して、そのピンをリューターで掴んでから、ポリキャップに軽い力で押し込めるよう直径にして0.1㎜ほど回転軸の外径を細くしておきます。(↓)



なにせこのキット、ホイール1個当たりポリキャップ2個仕様なので、奥までしっかり回転軸を押し込むには、未塗装でもキットのままではかなりしんどいです。

実際に今回は塗装はしていませんが、外径を小さくしておかないと、押し込み時の抵抗が大きくてパーツを破損させてしまいそうです。(実際に破損させてます…笑)




次に、ブレーキディスクとアップライトを接着しますが、何故かこれらを接着すると、またまたホイールの軸に干渉?して中々入っていかないようになりますので、接着固定後にアップライトの穴をリューターで削ってホイールにスッと入って軽く回るようになるまで調整しておきます。(↓)





と言うことで、細かな調整が完了しましたので、アップライトに回転軸を取り付けて…(↓)





シャシー側にも組み立てておきました。(↓)





そして、問題のタイヤホイールですが、最初に組み立てた時は固くて、ほとんど入っていきませんでしたが、今回各部のクリアランスを確保した結果、力をそれほど入れなくても、ストレス無くアップライトに入ってくれるようになりました。(↓)





続いて、リアの足回りもパーツを力技で分解します。(↓)



リア側もフロントと同じ要領で回転軸を細く、アップライトの穴を大きく現物合わせで調整していきます。




で、再度リアの足回りを組み立て直してから…(↓)





タイヤホイールを組み付けました。

こちらもフロント同様、最初は固くて、中々入ってくれませんでしたが、各部のクリアランスを確保することで、ストレス無くアップライトに入ってくれるようになりました。(↓)





と言うことで、真横から見ると、こんな感じです。(↓)





もちろん、タイヤを前後とも90°回転させてもブレーキキャリパーは回りませんよ…(↓)



まあ,キットの構造上、当たり前なのですが…




これで、ようやく違和感無くシャシーも完成させることが出来ました。(↓)




嬉しそうに、ボディと合わせてニヤニヤしておきました。(笑)






今回は、フロントフェンダーの修正ついでにシャシーに組み付けた足回りの再調整と再組立を実施していきましたので、次回はようやく元に戻ってボディの研ぎ出しを再開していきたいと思います。



と言うことで、今回は以上です。音譜