2度目まして!
今日は、考える日で、過去の事を思い出してしまった。
「なんて言えばよかったんだろう…」って話が二章。
まずは、私の最初の彼の友達の話な訳で、昔々、私とお付き合いしていた彼は、地方から東京の大学に通うために上京していたんだけど、彼の友達も同じように、東京の大学に通っていたんだな。
彼らが四年生の夏の帰省の時に、友達から「話がある」と呼び出された彼は、深刻そうな友達からこう相談されたと言うんだ。
この友達は、すごく好きな彼女がいて、ゆくゆくは彼女との結婚を考えていたらしい。
けれど、彼女が不妊症だと、子供が望めない事がわかって、友達は悩んだんだと。
彼に「このまま彼女と結婚するか、子供を望めないから別れるか、どうしたらいいんだろう?」と、苦悩を打ち明けてきたと。
彼は私に「何も言えなかった…」と「何も答えられなかったよ」と言っていて。
二章目。
私が、主人と知り合って、上の子を産んだ時に仲良くなったママ友の話で、このママ友は、産院で仲良くなった人がいたらしい。
でも、この仲良くなった人の子供がダウン症だった訳で、悩んでいたその人に、ママ友は「ダウン症の子供って可愛いと言うじゃない?私のベビーもダウン症でもよかったよ」と言ったと。
何とも言えない表情をして、仲良くなった人はママ友を見たと。
その事を「なんて考え無しに言ってしまった一言なんだろう…後悔しても取り返しつかないの」と、ママ友は、私に打ち明けたんだ。
最初の彼の友達にも、私が出会ったママ友にも、何も言えない私がいて、もう何十年も経っているのに、よく思い出すんだな…
今の私が、あの頃の彼やママ友に言えるとして、言葉じゃなくて寄り添いなんだろうと思って、想いは続く…
すると、思考は移り変わって、じゃ優しさって、いったいどういうものなんだよ!って、哲学っぽい事も考えたりして、いやはや、私の頭は忙しいんだ。
中島みゆきの歌で『誕生』というのがあるけれど