『なんて言えばよかったんだろう…』と思う後悔 | 自由気ままな一人語り たまに毒も吐きます

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2022年11月に乳がんが発覚しました。
手術を経て、今は、元気を回復すべく日常を送っています。
おっかなびっくり毎日を過ごしています。大好きなお酒を飲みながら。

2度目まして!ラブ




今日は、考える日で、過去の事を思い出してしまった。アセアセ







「なんて言えばよかったんだろう…」って話が二章。




まずは、私の最初の彼の友達の話な訳で、昔々、私とお付き合いしていた彼は、地方から東京の大学に通うために上京していたんだけど、彼の友達も同じように、東京の大学に通っていたんだな。




彼らが四年生の夏の帰省の時に、友達から「話がある」と呼び出された彼は、深刻そうな友達からこう相談されたと言うんだ。




この友達は、すごく好きな彼女がいて、ゆくゆくは彼女との結婚を考えていたらしい。




けれど、彼女が不妊症だと、子供が望めない事がわかって、友達は悩んだんだと。




彼に「このまま彼女と結婚するか、子供を望めないから別れるか、どうしたらいいんだろう?」と、苦悩を打ち明けてきたと。

彼は私に「何も言えなかった…」と「何も答えられなかったよ」と言っていて。





二章目。

私が、主人と知り合って、上の子を産んだ時に仲良くなったママ友の話で、このママ友は、産院で仲良くなった人がいたらしい。




でも、この仲良くなった人の子供がダウン症だった訳で、悩んでいたその人に、ママ友は「ダウン症の子供って可愛いと言うじゃない?私のベビーもダウン症でもよかったよ」と言ったと。




何とも言えない表情をして、仲良くなった人はママ友を見たと。




その事を「なんて考え無しに言ってしまった一言なんだろう…後悔しても取り返しつかないの」と、ママ友は、私に打ち明けたんだ。





最初の彼の友達にも、私が出会ったママ友にも、何も言えない私がいて、もう何十年も経っているのに、よく思い出すんだな…





今の私が、あの頃の彼やママ友に言えるとして、言葉じゃなくて寄り添いなんだろうと思って、想いは続く…








すると、思考は移り変わって、じゃ優しさって、いったいどういうものなんだよ!って、哲学っぽい事も考えたりして、いやはや、私の頭は忙しいんだ。






中島みゆきの歌で『誕生』というのがあるけれど



中島みゆきのは、貼り付けられないので、島津亜矢バージョンの。

歌詞を抜粋したものだけど、この「そして覚えていること」にすごく共感する訳で、



もう付き合いは無いけれど、あの時、何の言葉も言えなかった私だけど、覚えているって事で許してね…みたいな、そんな罪滅ぼしを思うんだな。







そんなこんな話…





オールフリーで酔わない頭で、しきりに考える。




今晩は、眠れるだろうかなぁ…