入院最後の夜。いろんな人がいたものだよ | 自由気ままな一人語り たまに毒も吐きます

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2022年11月に乳がんが発覚しました。
手術を経て、今は、元気を回復すべく日常を送っています。
おっかなびっくり毎日を過ごしています。大好きなお酒を飲みながら。

3度目のつぶやきの時間です!ラブ




テレビカードを使い切らなくちゃいけないから、6の「グッと来たフレーズ (なんちゃら)」という番組を見ていた。




この番組は、この歌のこの歌詞が刺さったと、年代別に取り上げていて、歌詞重視の私にはピッタリの番組なんだ。ラブラブ




見るとはなしに見ていたら、なんか不思議と涙が出て来て、手術後は気持ちがアップダウンすると聞いていたから、それが今頃来たのかと思った。




レミオロメンの「3月9日」とか、Kiroroの「ベストフレンド」米津玄師の「パプリカ」とか、流れて来るとじわーん悲しいと来てしまったんだな。




その時点で、テレビカードの残量が切れたらしくて、テレビが消えてしまった訳で、くっそー!と我に返った。








夕方、年上の女性から、メールが来た。

「もう、退院したのですか?」




この女性は、いつも私が一方的な好意を寄せる人で、彼女からメールが来るとは思わなかった。




いつもおしゃべりに付き合ってもらうからきっと迷惑がっているだろうな…と思っていたのに、あれ!心配してくれたのかしらニコニコ?と嬉しくなった。(入院中に知り合った女性とは、違う人)




ここ何日間か、部屋で一緒の人達とおしゃべりしていたから、彼女に連絡をする事をしなかったんだけど、彼女も「いつも電話を掛けて来るのに」と思っていたのかも知れない。




ありがたい話だ。笑い泣き




メールが苦手なのに、目を凝らして打ってくれたんだな。







おっと、入院最後の晩ごはん。



おろしハンバーグ。
いんげんと他野菜の煮物。
ナスの一夜漬け。
バナナ半分。



ハンバーグが美味しかった。ラブラブ






隣のベットの女性と少し話した。
なんでも腎臓の管に石が詰まって、ステント?を入れて、石を流す手術をしたとかで、この入院中に、他の石を粉砕する事もやると言う。



個室から大部屋に移って来た人だけど、よく喋る女性で、ずっと一方的にしゃべっていた。



しかし、いろんな病気、症状があるなぁと思う。



同室の若い娘は、傷んだひき肉料理を食べたとかで急性胃腸炎だし、真向かいのおばあさんは、胃袋に満タンの食べ物があって腸に下りていかないとかで、吐き気で緊急に運ばれて来たんだった。



このおばあさん、絶食を余儀なくされて、二日目の今日になると、「お腹が空いて死にそう!」と、重湯を出してもらって満足していた。



ほんと、いろんな人がいるよね。






明朝は、恒例になったブラックの缶コーヒーを飲もうと思う。



それも最後の習慣。




明日が待ち遠しいような、退院してから不安なような、複雑な心模様のオカリンです。