「白ゆき姫殺人事件」 | いつも心にアロハを

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消費税8%に増税されて、映画の通常料金は据え置きだけど


割引料金が¥100引き上げになっていた


月曜日の今日は今まではレディースデー¥1,000だったけど


今日から「ハッピーマンデー」として、誰でも¥1,100で観れるらしい



そこで観に行ったのが原作・湊かなえ、出演・井上真央、綾野剛の



「白ゆき姫殺人事件」



化粧品会社の美人OL(菜々緒)が10数か所をナイフで刺されその後火を付けて殺された事件が起き


その容疑者に、同期入社した同僚(井上真央)が浮上した


その事件直後に会社の後輩がテレビディレクターをしている友人(綾野剛)に事件の詳しい内容や


容疑者の名前を教えたために、ディレクターがツイッターでつぶやきながら取材を進める


そのつぶやきのせいで犯人に仕立て上げられる同僚OL



さらに、ディレクターが作った取材VTRはまるで犯人と決め付けた編集の仕方で


しかも、事件後行方不明になっているから犯人に間違いないだろうと世間は思い始める


会社の同僚、後輩、上司、学生時代の友人、地元の近所の人々・・・


取材に答える人たちは悪意があるわけじゃないだろうけど


その人の側面しか見ていないのにすべてを知っているように語っていた



ちょっとした表情や行動を、あたかも事件に結びつくものとして間違いないと決めつけて簡単に口にする


女の噂は怖いとは昔からよく言うけど、そこに愛情やねたみや嫉妬など自分の感情が入ると


噂は真実になってしまう



そして、被害者は恨まれることがないような良い人で、


加害者は心に闇を抱えていて、子供のころから犯罪を起こしそうだった人になっている


それを強調するように、ワイドショーは再現VTRをつくることで事実であるかのように報道する


元刑事だとか、心理学の先生だとかが自分の意見でものをいうけど、それはすべて憶測でしかない


そうやって、一人の人間が勝手に作られていく様子が怖かった



ネタバレになっちゃうから犯人は書かないけど、周りによって誰でも犯人にされてしまうのだと思った



その人の心の中は、その本人にしかわからない。


でも、勝手に人物像を作られると自分でも自分のイメージがわからなくなってしまうんだなぁ


そして、マスコミって怖いわ


いや、今はSNSの時代で誰しも勝手に自分の意見を言える場所があるから


そういった実際は無関係の人達が作り上げるイメージも怖いわ



観ていて嫌な気持ちになったけど、最後に少しだけ救われるところがあったから良かった



そして、思うことはやっぱり井上真央は演技が上手い!!


七緒は相変わらずドヘタだったけど、嫌な女の役はラストシンデレラに続き、似合ってたにひひ


ビックリマークネタバレになってたかも!?あせる


そして、こうしてブログで好き勝手に自分の意見を書いていることで


どこかに迷惑をかけてたらごめんなさい


個人の意見ですので、ご了承くださいませ~ぺこり