牛乳屋食堂から目と鼻の先にあるのが会津鉄道の「芦ノ牧温泉駅」
隣には旧トロッコ車両が留置されていて無料で見学できました
14インチのアナログテレビで昔の会津鉄道の列車が走っている様子を収めたビデオが流され
それを観ていたおじさんに「運転席に座ってもいいんだよ」と言われ興味深そうに見ていたひー
席はボックスタイプでドリンクホルダー付き
反対側にはプラレールや鉄道の模型が展示され自由に走らせていいらしい
向こうにはいかにも鉄男な人たちが鉄道談義に花を咲かせていました
さて、駅に行くと昭和の風情漂う古い駅舎が・・・
芦ノ牧温泉駅と書かれた木の看板の下には「ねこが働く駅」の看板が・・・
そう、ここには駅長として働く()猫の「バス」
がいました
お察しの通り、となりのトトロにでてくるネコバスから名付けたそう
・・・が、しかし、寝てる・・・
制帽をかぶったまま・・・寝てる・・・・
ぼってりとした体で・・・・寝てる・・・
ここは猫好きな人が集まるらしく、愛猫の写真持参なのかここで撮ったものなのかわかりませんが
テーブルにところせましと猫の写真が飾ってありました
そして、旅の記念に自由に書いていい思い出ノートが置かれていました
昭和の香りぷんぷんの、懐かしくって涙が出そうな佇まいの木造駅舎
自動の切符売り場ではなく、もちろん自動改札などない
ってことは、スイカもパスモもイコカも戻ろうかも(んなもんない)使えない
売っているのはバス駅長のオリジナルカレンダーやCD、キーホルダーなどのグッズ
昔、好きだったトヨエツのドラマ「青い鳥」の舞台になった駅もこんな感じだったなぁ
ホームに出るには入場券が必要なので窓越しにパチリ
雨なので紅葉がイマイチ見えづらいですが(いや、雨の駅ってのも風情があって良い)
桜の季節もきっと素敵だろうなって思える景色
この寂しい感じ、逃避行にぴったりじゃな~い
そして、なぜか黄色いハンカチにメッセージが書いてあり飾ってありました
よく見えないけど、震災後の応援メッセージのようなものが書かれていました
この芦ノ牧温泉駅ではイベントをやったり、ファンの情報交換の場になったりしているらしい
そして、会津鉄道は、冬になるとほろ酔い列車としてお酒や刺身を楽しめるらしいです
列車なんてほとんど乗らないけど、こんな風情のある駅を見たら列車の旅がしてみたくなりました