引き続き大型連休中に「山口・九州」をめぐる
ドライブ旅にお出掛けした様子を紹介していきます。
今回は3日目のお昼前の出来事。
熊本県南部の葦北郡芦北町(あしきたぐんあしきたまち)を訪問します。
(撮影:2015年2月)
芦北町は9年前に仕事関連でこの地を訪問した思い出の地。
第3セクターの「肥薩おれんじ鉄道」にも乗車しました。
今回、登城する途中で「道の駅」を見つけました。
お城の帰りがけに立ち寄ろうと思います。
佐敷城を登城
今回登城するお城は、道の駅の脇を抜けた先の山道にありました。
「佐敷城(さしきじょう)」といいます。
国指定史跡で、加藤清正が島津氏に備え肥薩国境防備のために
築城したもので、島津・加藤両氏の戦いの場となりました。
現在地の「三の丸」から「二の丸」「本丸」へと登っていきます。
かつては「3層の天守」があったようです。
それでは登城しましょう
本丸までの道が整備され、夜間登城も可能となる街灯も備わっていました。
夜間に城郭が浮かび上がる照明設備もあったよ。
今回の旅では「草ボウボウ」「通路が遮断」など残念なお城が多かったけれど、
今回のお城は「意識が高い」ようで嬉しかったね。
本丸の大きな石垣が見えてきました。
石垣の一部は復元らしいのですが、
それでもテンションが上がっていくのを感じました。
歴史を感じさせる石垣にタッチしてみたよ。
それじゃあ、本丸に向かいましょう
この石段は段差が不規則で登りにくい、、、
元々お城とは「人を寄せ付けない構造」ですので、
こういったところに「リアルさ」を感じたのでした。
ここで「桐紋の鬼瓦」が出土したそうです。
ここは熊本県だから「くまモンの鬼瓦」が出てきたら面白いね。
本丸の最上段からの眺めがコチラ。
肥薩おれんじ鉄道「佐敷駅」の周辺に市街地が広がっていました。
「おーっ、海が見えます」
ここは水俣湾かな
本丸からのの360度パノラマを味わっていただきます。
別の出入口から降りてみたよ。
こちらの門は「虎口」の形状をしているようです。
この付近では「天下泰平銘の鬼瓦」が出土していました。
コチラの石垣は「石積み」と呼ばれ、
上部の「白っぽい部分」は後で修復した場所なのでした。
さすがは築城の名人・加藤清正が手掛けただけあって、
随所に素晴らしさを感じるお城でした。
道の駅・芦北でこぽんを訪問
帰りがけに「道の駅・芦北でこぽん」を訪問。
「でこぽん」は地元特産のかんきつ類ですが、
毎年12月から発売される「冬の味覚」なのでした。
その代わりに夢中となったものが、、、
「くまモン」があしらわれたお土産なのでした。
より取り見取りの「くまモン」から欲しいお土産を
見つけるのは楽しい時間だったね。
最終的にこちらのお土産をチョイス。
「熊本焼すい~とぽてと」
美味しく頂けました。
この後はランチタイムの時間。
霧が立ち込める中、狭い山道を注意深く進んで、
お目当てのお店に向かいました。
「ホントにこの道で合っているの」
この続きは次回となります。