引き続き大型連休中に「山口・九州」をめぐる
ドライブ旅にお出掛けした様子を紹介しましょう。
今回は３日目の朝方、熊本市内の宿泊ホテルで朝食を頂いた後、
熊本県下益城郡美里町・堅志田城を攻略。
そちらで少しばかり考えさせられる光景を目の当たりにしました。
熊本市内の宿泊ホテルで朝食
宿泊した熊本市南区・西熊本駅が最寄りの
ホテルにて朝食を頂きました。
朝食はバイキングではなく「カフェテリア方式」
予め用意された小皿を全部取ると、ちょうどお盆が一杯になりました。
昨夜立ち寄った、近所のスーパーを眺めながら頂きます。
ご飯が美味しかったね。
今回の旅は宿泊ホテルがお安めだったのがその理由なのか、
朝食がバイキング形式ではない施設が多かったね。
この旅で一度くらい、バイキング形式でお腹いっぱい食べてみたいな～
この後、最初に攻略するお城に向けて出発。
小雨まじりの天候で、少しだけテンションが下がっていたかもね。
熊本県下益城郡美里町・堅志田城を攻略
今回最初に訪問するのは、
熊本県の中央部にある「美里町(みさとまち)」
「美里町」という自治体が全国に３つあります。
あとの２つは宮城県と埼玉県にありますよ。
そんな熊本県美里町の山あいの一角に、
今回登城する「堅志田城(かたしだじょう)🏯」があります。
中世の山城で「国指定史跡」なのだそうです。
地元の阿蘇氏と島津氏が攻城戦を行った歴史があります。
ややウェットの山道を分け入るように、
愛車で山城のてっぺんを目指しますよ。
山道に入ってから、心細くなってきた頃合いに
「あと８００ｍ」の標識が立っていた。
こうして愛車で堅志田城の本丸近くまでやって来た。
こちらの階段を昇れば本丸にたどり着けそうですが、
先に周囲を散策することにしました。
階段上り口の反対側には、堀切が５つ連続する
「連続堀切群」があるはずなのですが、何だかよく分からない。
草深いからなのか、あるいは他の理由があってわかりにくいのか
それじゃ今度は、階段を使って本丸に向かいましょう。
本丸は「Ⅰ郭」と呼ばれており、少なくとも２つの建物が建っていて、
籠城戦はこちらの建物に籠っていたようです。
本丸を取り囲むように「帯曲輪」がありました。
後ほど近づいてみようと思います。
本丸からさらに一段高い「土壇(どだん)」と呼ばれる場所があったね。
一部がブルーシートで覆われていましたが、路面の保全が目的だろうか
コチラの場所に「戦の神を祀った社」があり、
籠城の際にこの場所で祈禱していたと思われます。
「土壇」から本丸を見下ろしてみた。
この場所で城主が、家臣たちに檄(げき)を
飛ばしていたんじゃないかと想像したよ。
今度は帯曲輪の方にやって来た。
先ほどは「本丸」を「Ⅰ郭」と言っていましたが、
こちらでは「二の丸」を「Ⅱ郭」と呼んでいるみたい。
ところがこちらの「二の丸」に向かう通路を
どうしても見つけることが出来ずに、近寄れませんでした。
2016年4月に発生した「熊本地震」で、この地に大規模な地滑りが発生、
二の丸に向かう通路が絶たれてしまったそうです。
道路脇に新しい法面補修の跡を見つけました。
どうやら「ふもとから本丸の通路」は修復できたのですが
「本丸から二の丸に向かう通路」は、まだ手付かずのご様子。
おかげで堅志田城の縄張りを見学できる場所が限られてしまい、
チョット物足りない登城になってしまったね。
こうしてモヤモヤした気持ちを抱えながらも、
気を取り直して、次の熊本県南部のお城に向かったのでした。
続きは次回です。
【おまけ記事】今日の富士山
ここ数日雨続きだったので、今朝は貴重な晴れ間だったね。
今朝の富士山がこちら。
富士山の地膚は空とおなじ色合いで、
見分けがつきにくくなっているね。
その一方で中腹にたなびく雲が、神秘感を出していました。