今年の２月下旬に「兵香高の旅」と称して、
１泊２日で西日本の各地を巡った様子を紹介します。
「兵香高の旅」は最終地点、高知県の県庁所在地に移動。
高知市内の西部にある「朝倉城」を登城します。
因みに本日3月23日「高知市でサクラの開花」が
発表されましたが、訪問時はまだ肌寒い頃の出来事です。
高知市西部「朝倉城」を登城
今回の行先は高知市内ですが、最寄りとなるお隣の「伊野ＩＣ」で下車。
今回訪問する高知市朝倉町のお城があるルート途上で、、、
高知県の路面電車「とさでん」の線路を見つけました
全国的にも珍しい「路面電車の単線区間」
単線区間の延長は７ｋｍにも及び、タブレット授受・交換と
いう方法で列車交換が行われています。
とさでんの行先表示に「いの(伊野)行き」を見かけます。
こちらの電車が単線区間を含む区間を走行しているのでした。
さて、今回お目当ての「朝倉城」は住宅地の
一角に最初の案内看板を見つけました。
朝倉城は「ＣＴ名城」にして高知県指定史跡。
築城は1532年(天文元年)頃、本山氏の居城として築かれ、
長宗我部氏との覇権争いの舞台となりました。
この時期は梅の花をよく見かけたね。
「朝倉城跡東登り口」
倒れている案内標識は、お城が管理が行き届いていないのかな
不安を感じましたが、こちらから登城しましょう。
登城を始めると、住宅地の景色から一気に山城っぽく変わったね。
「いかにも山城」な景色に、この後の展開が楽しみでした。
「敵をふせぐ施設」
実際に登城しながら「土塁」「堀切」「空堀」「竪堀」
そういった防御施設を見つけるのが、山城の楽しみ方なのでした。
この画像の右側に早速「竪堀」を見つけました。
谷底のような狭い通路は「堀切」でしょうね。
「良質の山城」
そう言いたくなるくらい、防御施設が良く残っていました。
こうして本丸相当の「詰ノ段」までやって来たよ。
ずいぶんと古めかしい石碑がありました。
お城から高知市内の市街地を一望できたね。
タイミング良くＪＲ土讃線を走る列車を見かけたよ。
お城にほど近い「朝倉駅」で列車交換をして、
今度は反対方向を走る列車を撮影できたのでした。
お城の石碑をもう一つ見つけたよ。
折角なのでここでセルフ撮影。
気に入った画像が撮れず３枚も撮影したけれど、
結局採用したのは最初に撮った画像になりました。
詰ノ段近くにあった井戸は、石垣のような立派なつくり。
詰ノ段の西側には「詰西ノ段」というユニークな構造。
その一角にサクラのような花が咲いていました。🌸
「ん～早咲きサクラなのかな」
往きは東側ルートでしたが、帰りは西側ルートを使用。
「土塁」を石垣で補強している個所や、
空堀のような防御施設が点在していたね。
そんな「教科書に載っていそうな山城の防御施設」を
堪能しながら、反対側の登城口まで戻って来たのでした。
次回は本シリーズの最終回、
高知市内にある人気のお店で夕食を頂きます。
【おまけ記事】富士山の景色＆サクラの開花は道半ば、、、
この週末はお天気がイマイチ、自宅周辺で過ごしています。
昨日朝、キレイな富士山を撮影。
本日は夕方になってから、赤く染まった姿を見せてくれました。
記事の冒頭でもお知らせしましたが、
「本日、高知市で全国初となるサクラの開花を発表🌸」
小生が住む「東京多摩地区」の状況はどうでしょうか
近所にある「カッキー標本木」で確認しましょう。
「おおっ、少しだけど咲いている
」
(本日撮影)
「咲いているのは１輪、２輪・・・
」
(本日撮影)
「・・・合計４輪でした
」
開花の基準となる「標本木で５～６輪以上」
には、わずかに届きませんでした。
「カッキー標本木」の開花宣言は明日以降に持ち越しとなりました。