小生は今日も「STAY HOME」、今日で10日目。
晴れた日でも、富士山周辺はずっと雲がかかっていました。
わずかな瞬間を捉えて、山頂付近を撮影。
そして、何枚か撮っていくうち、直ぐに雲隠れ。
今の時期、富士山の撮影は、かくも難しいのでした。
今回は、お久しぶりの「雑感記事」。
TV番組を視ていると、受け身の思考になりがち。
記事に起こすことで、自らの思考に活かそうと考えています。
今回は昨日5月3日放映、テレビ東京系の
日曜ビック 緊急生解説!池上彰の『人類VS新型コロナ』
「スペイン風邪」「ペスト」「天然痘」など、人類と感染症の戦いを学べば「新型コロナ克服のヒント」が分かるというもの。
人間の経験はせいぜい数十年。
それに対して「歴史から学ぶ」ということは、
より長い期間の「人類の経験」を知ることができます。
最初に、新型コロナクイズ。
Q「段ボールに付着した、コロナウィルスの生存時間は」
(答えは8行後)
↓
↓
↓
A「24時間」
宅配便が段ボールで配送してきた場合、
小生は1日玄関に放置することにしています。
スペイン風邪のこと
スペイン風邪は約100年前に大流行。
その正体は「インフルエンザ」とされています。
一説に、アメリカ大陸から発生して持ち込まれ、
ヨーロッパで大流行したそうです。
1918~1920年の間の感染者は、
世界人口の4分の1の約5億人以上。
死者数は4000万人以上とのことでした。
最終的に世界の人々は「集団免疫」を獲得することで、感染を収束することが出来たようです。
「歴史から学ぶ」のは以下の事例。
「フィラデルフィアの"爆発的増加"」と、
「セントルイスの"緩やかな増加"」の違いは何か
それは「緊急事態宣言」の発令時期。
「経済が悪くなるといけない」と「緊急事態宣言を遅らせる」と、結果として「爆発的な感染」が起きたということです。
「ペスト」のこと
「ペスト」は「黒死病」とも呼ばれ、感染者の皮膚が内出血によって紫黒色になることに由来します。
14世紀に起きた大流行では、当時の世界人口4億5000万人の22%にあたる1億人が死亡したと推計されてます。
新型コロナやインフルエンザとは違い、
「ペスト」は「細菌が感染」することで発症します。
具体的には「クマネズミ」に寄生した
「ノミ」を介して、人間に感染します
※現代の「クマネズミ」が「ペスト菌」を持っているわけではありません。
面白いことに、ユダヤ人は清潔を保ち、猫を多く飼っていたので、ペストの感染者は比較的少なかったそうです。
「ペストの発祥」は一説に中国と言われ、
「シルクロード」を伝ってヨーロッパに広まったそうです。
現在も「一帯一路」のルートで「新型コロナ」が伝わったように思えるので、まさしく「歴史は繰り返す」なのでした。
19世紀末に北里柴三郎によって原因菌が突き止められ、有効な感染防止対策がなされ、流行は減っていったそうです。
「天然痘」のこと
天然痘は起源が不明なほど歴史があります。
古くは紀元前12世紀、エジプト王のラムセス5世のミイラから「天然痘の水腫」が見つかったそうです。
奈良の大仏、「東大寺盧舎那仏像」は
「天然痘の流行対策」として造営されました。
またこの時代の政策「墾田永年私財法」は
当時の「景気対策」の一面があったそうです
今回「感染症の歴史」を紹介してきました。
上記で共通していることは「過去の記録があること」。
現代は多くのブロガーさんが、色々な立場から新型コロナにまつわる日々の生活を綴っています。
これが後世になって
「新型コロナ流行時代の暮らしの一次資料」
として、取り上げられる日が来るのかも知れませんね。
【おまけ】仕事のお話 & テイクアウトの夕食
朝方、台湾の仕事仲間から問い合わせがありました。
この時期、台湾の休日は「5月1日 労働節」を含む3連休だけ。
今日は連休明けなのでした。
小生が質問に回答して、仕事を進めて貰えたようです。
台湾の彼らは、特にテレワークなどせずに済んでいます。
2003年にSARSが流行した時期に彼らは学んでいるようです。
「日本は台湾から学ばなくては」と改めて思うのでした。
夕方ごろ、「STAY HOME」でスーパーの総菜は
「食べ飽きたな~」と思ったので、
市内にある焼肉店の「テイクアウト弁当」を注文しました。
「すき焼き風の焼肉弁当」
焼肉に玉子をからめて頂きました。
最後まで美味しく頂けました。
「STAY HOME」の中でも
「地域のお店を守ること」を少しずつ考えています。