小生は今日も「STAY HOME」、今日で9日目。
前々回に続いて、13年前の5月に中国四川省を訪問した時の
「アーカイブ記事」をお届けします。
今回は四川省の北部にある
「九寨溝(きゅうさいこう)」「黄龍(こうりゅう)」を紹介。
どちらもユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている、
中国を代表する自然の景観です。
「九寨溝」を訪問
最初の訪問地には朝早く到着。
(画像のタイムスタンプによると朝7:20頃)
入口にはパンダの像が飾られていますが、
今回の主役ではありません。
「5月なのに紅葉」と思わせる樹木がありました。
こちらが「九寨溝」の入口。
ここは森と湖の景色が美しいところ。
その前に、チベット式建物の民俗文化村を訪問します。
チベット仏教の儀式の最中。
マニ車と呼ばれるローラーを
回しながら歩いています。
これを回すと、お経を1回唱えた効果があるんだとか。
小生も彼らの後に続いて、この「マニ車」を回しました。
内部は広大で、天然ガス利用の低公害型バスで移動。
ここからは標高の高いところを起点に下りながら巡ります。
一番上にある「長海」を撮影。
ヨーロッパのアルプスにでもやって来たかのような景色に、小生は驚いたのでした。
「滑りやすいので注意」
3000メートル以上の高地につき、急いで歩こうとすると高山病になり、足元がフラフラします。
はやる気持ちを押さえながら、ゆっくりと歩きましょう。
湖の背後は「岷山(みんさん)山脈」の一部。
本記事の後半に紹介する「黄龍」も、この方角にあります。
北海道美瑛町にある「青い池」のような、キレイな水色。
美瑛町の青い池は「水酸化アルミニウム」が原因物質ですが、
九寨溝の青い水は「石灰分(炭酸カルシウム)」と違いがあります。
ここから桟道を歩きます。
こちらにも「パンダの絵が入った注意標識」がありました。
樹木を伝って走り回る、野生のリスを見つけました。
その他の動植物を紹介。
「珍珠灘瀑布」という、幅163m、最大落差40mの滝。
この時は5月につき、雪解け水は少なくやや渇水気味でした。
因みに、訪問時の5月の景色は、緑と青のコントラストでしたが、、、
(画像はお借りしました)
紅葉の時期は、見事なまでにカラフルに染まります。
今度は、紅葉の時期に行ってみたいです。
「黄龍」を訪問
お次は「黄龍」を訪問します。
中国で「黄龍」と言うと、単に「黄色い龍」を指す場合がありますので、この観光地を「黄龍風景区」と表記することがあります。
標高は3553m、先ほどの九寨溝よりも更に標高が高い。
小生が訪問する前年の2006年にロープウェイが完成したので、易々と入口まで行くことが出来ました。
チベット寺院のような建物。
建物の前面には残雪も見られます。
「黄龍真人」は、この地で祀られている黄龍の神なんだそうです。
こちらが「黄龍」の代表的な景色の「五彩池(ごさいいけ)」。
「カルスト地形」と呼ばれる特殊な地形です。
「五彩池」の景色をまとめて紹介。
訪問当時は何という山か分からずに撮影しましたが、
岷山山脈の一部である玉翠山の山頂(標高約5100m)らしい。
こちらは「キンシコウ」(画像はお借りしました)
現地の貴重な動物として「ジャイアントパンダ」の他、
「孫悟空」のモデルとされる「キンシコウ」も生息しているそうです。
こちらが元になった、6年前の記事。
今回、未公開画像を加えて、記事をリメイクしました。
四川省 九寨溝の写真集(2014-4-2):
https://ameblo.jp/kakki2609/entry-11811963045.html
四川省 黄龍風景区の写真集(2014-7-5):
https://ameblo.jp/kakki2609/entry-11888990549.html
そう思っていましたが、、、
九寨溝の方は3年前にリメイク記事を書いていました。
長らく弊ブログを訪問されている方には、
「同じような記事を以前も見た」
と思われたかもしれません。
中国四川省で大地震(2017-8-9)
https://ameblo.jp/kakki2609/entry-12300206951.html
2017年の大地震で、現地の地形が一部変わったと伺っています。
今となっては見られない、貴重な風景が含まれているかも
【おまけ】今日の景色とおやつ
今日の富士山。
5月になって初めて拝むことが出来ました。
コーヒーと一緒に頂いた「おやつ」。
「買い物は3日に1回」を守り、家にある有り合わせで済ませました。
明日は食材を買いにお出掛けしようと思います。