母の入院 | きっと明日は晴れる❗

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旦那の「急性骨髄性白血病」闘病日記とその後の家族の日常

12月に書きたいと思ってたことが何個かあって、それを少しずつ書いて行きたいと思います。


11月に急に母が入院することになりました。

ちょうど11月に87歳になったばかりなのですが、若いほうの87歳だと思ってたので、ビックリしました。


母は60歳の頃に乳ガンの手術をしてたのですが、もう20年以上になりますが再発もなく。

何年か前に心臓で入院しましたが、ペースメーカーの植え込み手術をして、ひと安心してました。

ガンの再発ももう心配ないし、心臓ももう大丈夫だしと思ってました。


それが今回、心不全と言われて…。

ペースメーカー入れてるのにそんなことってあるの~と思いました。


しかし、今はコロナ禍。

お見舞いにも行けない。

なので、今どんな状態かわからなくて…。

話は聞いていたけど、実際身近になって、本当に不安でした。

顔を見れないと、何もわからなくて心配も大きくなります。

LINEを送っても既読も付かないし。


ちょうど入院する少し前に母のスマホを機種変してあげて、その機会に改めてLINEのコメントの打ち方とかスタンプの使い方とか、教えてあげてたのですが、結局あまり使いこなさないままでいたので…。

もう少し教えておくんだった…と後悔しました。


それに…。

母が入院したことで、なんだか色々と考えてしまいました。

今までは母はまだまだ大丈夫と思ってたので、考えもしなかったのですが。

母がいなくなったらどうしようという不安。


旦那が亡くなり、子供達も同居してるとは言え社会人になり、自分達の世界ができてきてるし、まだ頼れる存在ではないし…、私のことを気にかけてくれてる唯一の人が母だと思うのです。


特に私は旦那の病気以降、時間がなかったのもあるけれど、その頃家族ぐるみで仲良くしてたママ友達と距離を置くようになってて…。

旦那が亡くなってからも。会うと旦那の闘病や亡くなった話を聞かれるのではないかと…正直あの頃のこと今はまだ思い出したくなくて…話したくなくて…。

たぶん気遣って誘ってくれてたりしてたのだけど、正直にそのことを伝えて、会わないままなのです。

それ以外の人たちともなんとなく楽しく会話する気持ちにもなれないし…と少し引きこもりよような感じでいました。


私としては、今コロナ禍もあり、人と会わないことがそんなに寂しいわけでもなく、家で愛犬たちと静かに暮らしてることが心地よくもあるのだけど…。


今回改めて考えてみると…。

ホントに私寂しい人間だなと。


なので、唯一母が旦那の闘病のことも全部わかってくれるし、話も聞いてくれるし…。

姉たちもいるのですが、いざとなれば、私もそうだけど自分の家族が大事になるだろうと思うし…。


極端な考え方かもしれないけれど、今回は本当に母の存在がとても大きく感じました。


父が亡くなって、私がしっかりしなきゃ守ってあげなきゃと思っていたけれど…やっぱり親の存在は大きいなと思いました。


そんなこと色々と考えていたら、10日程で母が退院できることになり、本当にホッとしました。


でも、入院したことで一気に弱々しくなってしまってて、少しずつ少しずつ元気になってもらいたいものです。


退院してから、私も週1回は母のところに行くようにしました。

姉と同居してはいるのですが、夕飯の時だけ姉家族が暮らす2階に上がって一緒に食事していて、それ以外は1人でいるそうで、姉も姪っ子がまだ高校生だしちょっとわけありなので色々と忙しいんだろうから、しょうがないのですが、母が「1日誰とも話さん」とか不満そうに言うので、週1でも話し相手ができればいいかなと…。

実際話をしてるといつもの調子が戻ってきたので、人と話すのも大事だなと…私も思うのでした。


今はずいぶん調子も戻ってきていて、少し安心です。


でも今回のことでつくづく今後のこと考えてしまいました。