※まだコロナ後遺症の話ではなく、コロナ罹患のときの話です


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自宅から2駅先の病院に救急車で運ばれた。

ここは昔からヤブ医者と呼ばれている病院だが、重症とか大手術の必要性がなければ、ほぼ全ての急患を受け入れてくれることで有名。


車いすに乗せられ検査をしたところ、ものの数秒でコロナ陽性。

頭に浮かんだのは、ただ1つ。


旦那の野郎ふざけんなむかつき



一昔前なら、私は自宅安静だったらしい。

ただ今回はコロナ入院用の個室が幸いにも空いていたのと、水下痢がひどく脱水状態ということもあってすぐに入院が決まった。


娘が「じいじの次はママも死んじゃう…会えないの寂しい…」と大泣きしていた。

幸い母が仕事を休んでくれるということで、娘のことは任せられて助かった。

娘ごめんよ…生きて帰るね…魂が抜ける



入院の準備をするのでお待ちくださいと、私、母、娘は取り残され、2時間放置だったのはビックリだった驚き


車イスに座ってるのもキツくて半分うなだれる感じで腰かける私。

娘は大泣き、母は私をさすったり娘を励ましたり…

とてもカオスな空間だった魂が抜ける



ここから1週間の入院生活が始まるのです。


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