今回は大会運営と、2人制の試合に出場!
2人制大会は今年新しく始めた試みで、4人制から2人制競技への関心を高めていただけたらと、始めました。
僕自身が競技活動するにあたりサポートいただいている企業様より今回も大会にご協賛いただきました。
2人制大会は、地元高校生の香川君と出場しました!
まだきっとビーチバレーは始めたばかりだと思うので、ビーチバレーの楽しさを感じてもらえるよう一緒にプレーしようと思いました。
それが、結果どうだったか。
逆に、僕がビーチバレーの楽しさを思い出させてもらいました。
パートナーと二人で協力して点数を取ること、パートナーがいいプレーをしてそれを二人で喜べること、立てた作戦がハマって点数を取れること…
ビーチバレーは楽しいものなんだと、改めて理解することができました。
より高いレベルでやればやるほど、自分の力の無さを感じていました。
自分の成長も感じられないどころか、前より良くないんじゃないかなんて思っていました。
だから、僕は最近ビーチバレーを楽しめていませんでした。
なんでもやり始めた時は成長のスピードは早いです。
どんどんできるようになります。
何も考えなくても楽しめます。
ただ、キャリアを積んだとき、どうでしょうか。
伸び率も下がるし、相手もどんどん強くなっていきます。
何も考えずに楽しむことはできなくなってきます。
楽しんで、とよく言われます。
それがどういうことなのか、そこに哲学があるか。
これは非常に重要なことだと思います。
ただ、ひとつだけわかることがあります。
極限の状態を楽しめない人間は、弱いんです。
これだけは言えます。
生きるか死ぬか。そんな時、笑っていられるか。
それは余裕なのか、経験なのか、悟ったのか、理解したのか。
なんなのかは僕は今だに理解できていないんだけれど、今回香川君と組んで試合をして、原点に戻れたような気がしていて、それはこの「生きるか死ぬかの状況で楽しめるか」という命題の真理に、少なからず近づくことができたと僕は感じているんです。
だから今回は本当に良かったです。
凝り固まった僕には、まだビーチバレーを始めたばかりであろう香川君のプレーが光り輝いて見えました。
新鮮でした。
すごい角度でカットショットを打ってました。
少なからず僕よりビーチバレーの経験が少ない子が、誰にも取れないショットを打っている。
でも僕はそれを頭も身体も拒絶する。
僕にもできないはずなんてないのに…
僕はいつのまにかそのようなプレーをしようともしていませんでした。
きっとたくさんの経験を経て、それはハイリスクだと、頭も身体も「勝手に」理解しているんだと思います。
その思考になっているプレーが、他にもたくさんある気がします。
だから僕は楽しめないし、伸びもしないんだろうなと思います。
今回本当にたくさんのヒントを得た気がします。
香川君に負けないようにまた練習します。
優勝したかったけど、それは次へ持ち越しだね笑