自分に言いたい。
実は会社帰りにとうとう必要に迫られて某コンビニ様スーパーへ行って来たのだが…
例の女の子がどうか休みでありますように…と祈ったのも虚しく,店に入った瞬間から,すぐそばの野菜コーナーで品出しをしていて駆け寄って来られた。
実は先週の金曜日,映画館通いは午前中で終わったので部屋で色々家事をした後少し昼寝をし,暗くなり始めてから買い出しに出かけたのだが,思い切って足を伸ばしこのスーパーへ寄ったのである。
おそらく彼女はもう帰ったろうと当たりをつけ,夕方のパートの女性に,お返しのCACAOCATのチョコボンボンを託して来た。
「ああ…!◯◯さんね!」とすぐ分かってくれ(ちょっと変わった苗字),しかし,不思議そうに私を見るので,「いつも頑張ってて…それにとても親切にしてくれますので…」と上手く誤魔化して,渡してくれるようお願いして帰って来た。
そのときも私の目当ての商品(焼きカシューナッツ)は品切れでションボリしたのだが,まだストックがあるのでヨーグルトさえ買ってしまえばあと何日かは来ずに済むだろう…と楽観していた。
しかし,8時アガりで帰されると『殺ドラ』も開いていないため,どうしても『すみれ』ラーメンを食べるのにもやし2袋が要るので仕方なく寄ることにした。
そうしたら,品出しを放り出して駆け寄って来て,「もう,来ないかと思ってました…」と涙目!
私の来店の頻度が低くなったので出張か,ひょっとしたら転勤か何かでもう来なくなったのかと思っていたところ,チョコボンボンをパートのおばさんを介して渡されたので,「お別れのプレゼント」だと思った…というのだ。
お…お別れって…!
君と私は「お別れ」する以前にまだ何も始まっていないと思うのだが…!
だが,CACAOCATの猫の缶入りのチョコボンボンは喜んでもらえたらしく,安心した。
焼きカシューナッツはしっかりどっさり入荷しており,せっかくコンテナから引っ張り出してくれたのだから3つ,買って来た(笑)。
もやしとヨーグルトも忘れず購入し,レジは勿論彼女。買い物中ずっとまとわりついていたので(!)…
どうやって帰って来たのかまるで覚えていない。
ぼんやりしながらもやしを炒め,『すみれ』ラーメンに満載して先程食べたところだ。
何だか,複雑な味がした。
何でスーパーで買い物するだけであんなどっさり疲れなきゃならんのだ…
それに,もやし2袋のはずが焼きカシューナッツも3袋買ってしまい大散財だ。
まあ,もやしだけというのは買いづらいので別にいいのだが…
会社ですれ違い様に言う無意味な「お疲れ様です」が大嫌いで極力口にしないことにしている私だが,今日はとにかく自分に「お疲れ様でした」を言いたい。