僕はてんかん持ちです。
発症して以来31年もの間、いろいろな辛い経験もしてきました。
脳外科手術も受けて、やっとここまでやってこれました。
それでも今でもなお、てんかんと闘っています。
*****************************
この話は、主に抗てんかん薬として使われているリボトリール(ジェネリックはランドセン)の離脱症状の怖さを、
ブロ友さんのお母様の身に起きた実話から書かれたものです。
リボトリールは、抗てんかん薬としても使われていますが、抗不安薬としても使われています。
それゆえ、抗てんかん薬として服用されている方にも繋がる話だと思いますので。
また、てんかん治療と同時に僕の様に、抑うつ対応で抗不安薬を服用、不眠対応で睡眠剤を服用されている方にも繋がる話です。
※ひとつだけ追記しますね。
僕は、ベンゾジアピン系薬に助けられて、今もその薬に救われている人間です。
ですから、「リボトリール(ランドセン)等の、ベンゾジアピン系薬を飲んではいけない。」と言ってるわけではありません。
離脱症状という副作用は、非ベンゾジアピン系薬でも出るものはあります。
「減薬や断薬を一気にやらないこと。」これを知っていて欲しい、それだけです。
僕も以前は毎日服用してました。(毎日朝夕で計2錠だったと思います。)
てんかん専門病院のNCNP(現在名:国立精神・神経医療研究センター病院)に転院したばかりの時に、
「症状確認と薬物調整」のために4か月間入院したことがあります。
その際に、入院初日に断薬したんです。それでも離脱症状は出ませんでした。こんな人もいるんですけどね。
ベンゾジアピン系薬の離脱症状をネットに載せている記事は読んだことありますが、今回の話のような症状は載ってません。
「手足の痛み」こんなものも、離脱症状として出ることがあるってことですね。
今までベンゾジアピン系の薬を毎日飲み続けてた方が、
「症状が止まったみたいだから、他の薬に変えましょう。」と、非ベンゾジアピン系の薬に変える(減断薬)ことってよくあると思います。
その後に、身体的な異変あるいは精神的な異変が出る場合は、この話の様に、変更前の薬の離脱症状を疑うことも必要でしょうね。
僕自身、今は、ベンゾジアピン系薬は、
①抗てんかん薬として、常用がマイスタンを日に計10mg、頓服がジアゼパム2mg錠(1回2錠まで)、
②抗不安薬でロラゼパム1mg錠(1回1/4錠か1/2錠)、
③睡眠薬でハルシオン0.125mg錠(1回1/4錠か1/2錠)服用中です。
今は、ベンゾジアピン薬としては、ジアゼパムもありますが、ロラゼパム(先発薬はワイパックス)、ハルシオンはかなり依存性が強いので、両方とも月5錠までしか処方されませんし、決して毎日服用するようなことはしてません。
抗てんかん薬の中では依存性の高い位置にいるのがリボトリールだと思いますし、
抗不安薬ロラゼパム、睡眠薬ハルシオンはさらに依存性が高い薬ですし、このブログの中のブログにある抗不安薬メイラックスなんかもかなり依存性が高いってわけです。
離脱症状も出る場合には、かなりキツイ苦しいものになりかねないですからね。
もちろん離脱症状は全ての方に出るわけじゃないそうですし、非ベンゾジアピン系薬でも減断薬時に離脱症状が出るものはあるそうですが。
「離脱症状と思われる症状が出たら、これらのベンゾジアピン薬は、元の量に戻してみてください。」
これは僕の強い思いです。
話が長くなってごめんなさい。
では、ブロ友さんのブログから、実話ですのでご参考にしてください。
>トロ7820さま
トロちゃん、またリブログさせてもらいますね。
これは、僕達てんかん持ちにとっても、すごく重要な情報だと思うのでね。