僕はてんかん持ちです。
発症して31年にもなりますが、この間、常に僕の辛い時期を支えてくれたのが、ビリー・ジョエル。🎹
彼の、16年ぶりの日本公演が24日に東京ドームで無事に行われたそうですね。
今回は、この1日だけの公演ということもあり、今年度は、仕事ももう有給が残り無く行けない・・ということでチケットも買いませんでした。。
前回、2008年の公演の際は、同じ東京ドームのアリーナ席の前から10列目くらいのところで見たんです。
もちろん、一番好きな曲「オネスティ-(Honesty)」の演奏中などは、いっしょに行った、僕より重症のてんかん持ちの元カノと、ずっとハグしながら大泣きしてたんですよね。。大感激でしたからね。
当日、講演中も録画、録音OKだったそうで、早速、この動画を見つけましたよ。
もうご覧になった方もいらっしゃるでしょうし、実際に東京ドームへ行かれた方もいらっしゃるんでしょうね。
実は、この動画を今日の朝、職場の休憩室で見聴きしてました。。
スマホからワイヤレスイヤホン経由で。。。
今のところ、聴いたのは、実は6曲くらいです。(ミックジャガーの曲のところまで。)
4曲目にその「オネスティ-」が始まると、当然のようにいっしょに口ずさんでました。歌詞なんて暗記してますからね。
そして、その途中で・・自然と涙が流れてましたね。。
そして、そのオネスティーを3回ほど聴き直して、感動に浸り、その後のZanzibar(ザンジバル)、そしてミックジャガーの
「スタートミーアップ」を歌っているところまでです。
「オネスティ-」だけで良いという方は、14分30秒くらいのところから見てくださいね。
比べるようなものじゃないですけど・・
この「オネスティ-」、僕が23年ほど前に受けた完全開頭の脳外科手術、その手術後に全身麻酔から意識が戻って、
最初に、個室内で歌った曲なんです。
アカペラで最初から最後まで歌えましたよ。
それで、「声は出せる、記憶も繋がってる。」と言う感じで一人でベッドの上で万歳した、その時の曲なんです。
術前の説明では、「良くなって50%くらいまで。左半身に麻痺が残るのは確実。」とも言われてましたが、
「左手でも左足も普通に動く!」でしたし、毎日命の危険を感じるほどの発作は激減し、結局80%以上の体調にも
戻れましたからね。(発作はゼロではありませんよ。日に数回は必ず出ていた身体硬直だけは消失しましたが。)
そして、このこえのブログに残した拙い声は・・
てんかん治療の、定期採血の結果見つかった甲状腺刺激ホルモン(TSH)の数値異常、これがもとで専門病院に行き、
甲状腺乳頭ガンが早期発見で見つかって、甲状腺左半分摘出手術を受ける直前のものです。
甲状腺ですし、術後は歌どころか声も出せなくなる可能性があったので、残しておいたんです。。
そんなわけで・・ビリージョエルの「オネスティ-」は特に僕を支えてくれた曲なんです。もちろんオネスティーだけじゃないです。すべての曲です。
そしてビリージョエルの曲には、ピアノ曲が大好きな僕にとって、心癒されずっと支えられてきたとつくづく思いますよ。
ではでは、明日以降に、コンサートの続きを見聴きしようと思います。
よかったら見て聴いてしてみてくださいね。