てんかん 「母の日」に思うこと。 | てんかんと闘うスポーツ音楽好きしんちゃんのブログ

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僕はてんかん持ちで、今もてんかんと闘っています。同じてんかんと闘っている方と、辛さを共有できる「大切な仲間」として闘っていきたいです。※なお、明らかに業者、名前を売るための方、最低限のルール、マナーの無い人フォロー申請、コメント等承認しない場合もあります。

僕はてんかん持ちです。

発症して以来、約25年経った今でもてんかんと闘っています。

 

今日は「母の日」ですね。照れ

 

僕は、母に対しては基本的に感謝の気持ちしかないショボーン・・というのが本音です。

 

母は来月で77才になります。

ですから、約25年というと、母の人生の約3分の1ですからね。

 

この25年を超える年月の間、母に心労をかけ続けたことを思えば、どうしてもこういう気持ちになってしまいます。

 

「自分はなんて親不孝な男だろう・・」とショボーン

 

ごめんなさい。この「親不孝」という言葉をどうしても僕が使ってしまうので、以前のブログで、ブロ友さんに怒られたこともありましたが・・

(「親不孝なんかじゃありませんよ。」ということですね。)

 

母がいなければ、今、僕はこうしてブログを発信なんてできていないと思います。

 

発症して以来、一緒に住んで生活していたことはありません。

でも、それだからこそ、心労はものすごいものだっただろうと思っています。

 

僕が、発作発作でとにかく辛い毎日を過ごしていた頃、毎日のように電話して愚痴や不安を言っていました。

あせるえーん

 

母は、「てんかん」と言っても、名前くらいで、詳しい話はほとんど知らなかったはずです。

それでもその電話を拒むようなことは全く無く、聞いてくれていました。それだけでも、本当に感謝で頭が上がらないという気持ちなんです。

照れ

 

しかも、脳外科手術を受ける前の、主治医からの説明の時も、

主治医から、「完治は無理。体調は50%程度まで回復するかどうか。後遺症で左半身に麻痺が残るのは確実。それでも受けますか?」と言われ、

僕は、「はい、お願いします!少しでも楽になれるのなら!」と、即座に返したものの、隣りに同席していた母の顔を見て、

受けていいよね?」と確認するように聞きました。

 

左半身麻痺の後遺症が確実に残る、ということであれば、車椅子生活だってありうることだし、仕事だって続けられるかわからないし、一生面倒見てもらわないといけないわけですしね。

ショボーン

 

それでも母は、すぐに「お前がいいなら受けなさいお母さん。」と言ってくれたんですよね。。

 

そして、脳外科手術(『頭蓋内電極留置術』)を受けて、完治には至っていませんが、発作は激減し、命の危険すら感じていた身体硬直の発作は、全く消失しました。

いまだに、薬も飲み続け、発作も出ていますが、体調は80%あるいはそれ以上に回復して、後遺症は全く無し。それゆえ、僕にとっては「大成功!100点でした。

その後に、その成功があったために、家族崩壊とか、周りの人間が僕から逃げて行ったりとかはありましたが。。

 

それで、3年前と2年前のこの時期に、せめてもの償いと、母と温泉旅行へ行ったなんてこともありました。

 

その時でした。母はお母さん、「お前には何もしてやれていない。本当に申し訳なく思ってるよ。」と言ってきたので、びっくりしましたが。。

僕は、「そんなことないよ。オレが発作でとにかく辛かった時、いつも愚痴とか聞いてくれてたじゃん。あれで十分だよ照れ。」と言ったのを覚えています。

 

それに加えて、手術前の説明の時に、「お前がいいなら受けなさい。」と言ってくれなかったら、手術を受けることすらなかったわけですからね。あせる

 

先日の10連休中に、顔を見に行っては来ましたが、やっぱりかなり老いてきてます。

そんなわけで、温泉旅行というわけにもいかなくなってしまってるんですが・・

今日の「母の日」は花を贈り、ちょっと早いけど、来月の誕生日プレゼントとして、欲しがっていた健康グッズを贈りました。

照れ照れぽってりフラワーぽってりフラワー

 

僕のてんかんは、すでに脳外科の主治医には「再手術は無理だね。」とも言われてるし、一生付き合っていくしかないものになっています。

 

 

それゆえに、今後も心労をかけ続けてしまいますが・・恐縮ながら、ここでこの言葉を贈ります。

ウインクウインク

 

 

「お母さん、いつもありがとう。心配ばかりかけてごめんなさい。これからも元気で長生きしてね!」

照れ照れ

 

 

 

 

そして、てんかん持ちの子供さんのいるお母さん方にも。図々しいかもしれませんが、ご容赦くださいね。

子供さんのこと、できればずっとそばにいてあげてください。辛いとは思いますが、一番辛いのは本人です。」

 

 

ではでは。