僕はてんかん持ちです。
発症して以来、20年以上経った今もてんかんと闘っています。
先日、こんなことがありました。
午前中、自宅近くの日曜診療の内科へ行きました。そこへは、毎月1回は通院してます。花粉症とかアレルギー系の治療薬を処方してもらうためです。
午後になって、なぜか調剤薬局から電話が・・
「ある薬について、処方箋には『30日分』と書いてあったが、実際14日分しかお渡ししてないんです。代金は30日分いただいてるんですが・・」というもの。。
日曜診療と言っても、午前中だけの受付。調剤薬局からの電話があったのは午後3時過ぎでした。
診察した医師は、日曜だけの方。平日と土曜日は院長に診てもらってるんです。
調剤薬局の方は、「病院に確認して、不足分ご郵送で宜しいでしょうか?」と。。
今回初めて処方された薬じゃなかったので、「処方箋の有効期限(4日以内)は大丈夫ですか?」と確認の上、明日以降に郵送してもらうことにしました。
電話がかかってこなければ、気づかなかったでしょうね
実は、これでこうした調剤薬局の調剤ミスは3回目なんです
(全部違う調剤薬局でした。)
もう一つは、自宅近くで日曜以外は使っている調剤薬局です。
ここも、診察後に帰宅後、「処方された薬を一部お渡ししてなくて」
という電話でした。
電話の後、店長さんと主任の薬剤師さんが、自宅まで届けにきてくれましたよ。
これでもかなり怖いですが・・
そしてもう一つ、てんかん診察後、抗てんかん薬等を処方してくれている調剤薬局。
ここは、自宅から1時間半くらいかかるところなので、いつもは宅急便で送ってもらっています。
ふだんは金曜日夕刻に診察後、処方箋を受け付けて、翌土曜日に宅急便で発送して日曜の午前に届く、というパターンなので、土曜日の発送後に電話がきたんだと思います。
とても焦る声で
「一包化してる分の内容物を一つ間違えたので、差し替えさせてください。」というものでした。
一包化して、その中に入ってるべき薬が一錠、薬局に残ってて気づいたと言うのです。
営業時間終わって(土曜日は午前中で閉店。)、周りを確認したら、
僕にしか処方していない薬が一錠、むき出しの状態で調剤室に落ちてたんだと思います。
「ある日の一回分(確か夕食後分だったと思いますが。)が、一錠足りないので、その差し替え分を郵送しますので、誤った分を次回持ってきていただけませんでしょうか。」でした。
確かに、一回分だけ、ある薬が無い状態で一包化されていました
薬剤師と言っても人間ですから、ミスすることはあります。
「薬」、特に「抗てんかん薬」ってすごく怖いものだということは、僕はブログで何度も訴えてきたことです
みなさん、調剤薬局で薬を受け取った時、あるいは帰宅してから、
薬を出して、①種類ごとに、薬の量が正しく袋に入っているか?
②一包化してる場合、それぞれの回の飲む分が正しく入っているか?
なんて確認したことありますか?
処方箋の有効期限は、「交付の日を含めて4日以内。」です。
例えば、2週間分の処方のはずが、1週間後に見たら残りが無い
なんてあり得ることですが、その時点で調剤薬局に文句言っても、不足分を調剤してくれないかもしれません。(良心的な薬剤師さんなら調剤してくれるかもしれませんが。。)
そういう意味では、受け取ったその日のうちに、
①現物の錠数(錠剤)と包数(散剤)
②一包化された分の内容物
これを見て確認しておいた方がいいのかもしれませんね。
もし同じようなミスが起こっていたら、損するのは結局自分だから・・
というわけです
僕の場合は3回とも、調剤薬局で気づいて電話がきました。
それで難を逃れる形になりました
それが普通で、調剤薬局側の義務だと思いますが・・
どんなことになるかは、全くわかりませんよね。
もっと危険な処方ミスを経験された方もいるんでしょうね?
調剤は、人間が行う作業です。(一部、専用の機器でやっているものもあるでしょうが、すべてを機器でやるのは不可能だと思います。)
だから、「専門の人がやる作業だから大丈夫。」と思い込まないことは大切だと思います。
これを機に、確認してみてくださいね
これも「自己防御」の一つだと思いますよ