梅雨が明け、本格的な夏がやってきましたね。
昨日24日、祇園祭 後祭の巡行が行われました。祇園祭は「動く美術館」と呼ばれ、大変見応えのあるお祭りです。反面、人が多くて疲れてしまうのも事実です。今回は「人混みを避けて楽しむ祇園祭」について書いてみようと思います。
①元祇園梛神社 綾傘鉾お囃子奉納
綾傘鉾の棒振り囃子は、前祭の宵山期間中に町会所そばで見ることができますが、ファンが多く、常に混雑しています。
7月初旬(今年は6日)に、元祇園梛神社にて、綾傘鉾お囃子奉納が行われます。比較的ゆったりと見られます。
赤熊を被り衣裳を身につけると、神格扱いになるそうです。白い糸は「清めの糸」で3つ集めて財布に入れると金運向上の御利益があるとか。私は残念ながら、1つしか持っていません。
昨年の綾傘鉾、巡行の様子。
②前祭 油天神山・太子山
両山共、山鉾町の端にあるためか、毎年人は少なめです。のんびり散策できます。太子山にはベンチが設置され、一休みできます。
左下の2つですね。
油天神山。オレンジ色の灯りが好みで見に来る人もいます。
太子山の会所飾り。建物は築150年の京町家です。元々薬種業を営んでおり、小児薬「竒應丸」の屋根看板が付いています。
③NHK京都放送局
祇園祭中、様々なイベントが開かれています。冷房が効いていて椅子に座れるのもおすすめポイントです。
14日、15日には「鷹山お囃子演奏&体験」がありました。
鷹山は1826年の巡行中の大雨で懸装品が汚損したため長い間休み山でしたが、2022年に巡行復帰。今年は復帰3年目です。山からは新築の香りがします。
鷹山は後祭、左上です。