久し振りに早めに仕事を終える、18時。
やんごとなき事情により明日は野球大会との事なので、
スニーカーを買い求めショッピングセンターへ。
生活力皆無の俺の現在の拠点には皮靴とサンダルしかないのだ。

生活は苦しいとはいえ収入はあるのだ。
4千円、カードで一括。ミズノの適当に選んだスニーカー。

帰り際にはゲーセンでモグラを叩く。
いかにも仕事帰りといった風貌で。
本気になってモグラを叩く。


ツタヤで借りたDVDが返却日なので立ち寄る。
「本当にあった怖い話」「稲川順二」。
結局「稲川順二」は最後まで見ることがなかった。
だって何言ってるか聞き取れないんだもの。

ツタヤ同店舗内の書店にてエンジェルビーツのコミカライズ。
衝動買いにて3千円。こちらはキャッシュで。
で、読破して今に至る。


やっぱり泣けて面白い。ゆりっぺ可愛い。
もう4年も前の作品なのかと驚きを隠せない。
ゲーム化の話はもう何年も前から出ているのだが未だ発売ならず。
ゆりっぺ可愛い。


ビール一杯飲んで寝よう。
ゆりっぺ可愛い。
存在しないはずのゴールデンウィークはあったのだ。
英気を養うべく、およそ100キロの家路を急ぐ。

ししゃも食ったり、ビール飲んだり。
hideちゃんの命日に思いを馳せていると電話。

誰かと思えばR姉さんからの電話なのだ。



先日の東京旅行では遂に会えず終いだったR姉さん。
常々、思いを募らせてはいるが、最近では薄れてしまって。

叶わないからこその儚さか。恋に恋をしているのか。
そんな矢先の電話であった。



くちゃくちゃと噛みしだいていたイカを飲み込む。
「元気?新生活はどう?」「この間は会えなくてごめんね」と。
どうやら無事に就職も決まったらしく報告も兼ねてとの事。

いかに僻地で暮らしているのかを語ってみたり、
仕事は楽しい、生活は苦しいと語ってみたり、
しばらく、本当にしばらく会っていなかった溝は、
あるようでないようで、ないようであるようで。

「東京に転勤なるといいね」なんて言われた日にゃ。
もうこの足2本でどこまでもいける様な気さえする。



いったい何が俺を誘惑しているのかは良く分からない。
恋に恋をしているだけなのかもしれない。
だが「あーでもやっぱりいいよなあ」と思える。

タイミングがもう少し早ければ、この休みを利用して東京へ行っただろう。
次に東京へ行く時は夏休みだろうか。
求む3連休、せめてその時まで。
場所は江古田。まずは「鳥忠」。
そうそうたる顔ぶれが集まる。
その後は父の仕事場に流れ、生演奏でカラオケ大会。
そして、「羅毘徒軒」にて〆のラーメン。



Sさんは億万長者で資産14憶。
文字通り、正真正銘の億万長者である。
ドロップアウトを決め込み「俺無職だし」と爆笑する姿は、
嫌味がなく実に素敵であった。
今年は4件目の家を建てるらしく音楽スタジオとして使うそうな。
「ドラムなにがいい?」と聞かれたので、全く遠慮することなくねだってみた。
こういうところだよ。


Dさんは「逆玉の帝王」とからかわれていた。
とにかくお洒落でチョイ悪風貌のナイスミドルなお方。
最近ドラムを始めたらしく、ドラム談義に花が咲く。
ギターもベースもできて器用だなあ。


Mさんは見た目はおっとりしているのに、
歯に衣着せない物言いが素晴らしかった。
嗚呼、俺も俺なら父も父。
虐げられる立場なのは変わらないのね。


Aさんはみんなのマドンナ的存在なのだそうな。
昨年6月にもお会いしていて立派なネクタイを頂いた。
そのネクタイをしっかり巻いて来てみれば、
気づいたみたいで大層喜んでくれた。
こういうところ俺って大分あざといけど、
喜んでくれるかなーって思ってやる事の何が悪い。
と、最近は開き直る事にしている。


Wさんは就職活動時からお世話になり、何度も顔を合わせている。
素面の時は紳士なのに、酔いが回るとぐちゃぐちゃ。
頭の良い人、クレバーな人のハジけ具合たるや、だいたい凄まじい。
気がつけば父の部屋にはWさんも居て。
父子とWさんの奇妙な組み合わせで眠る。
FGを遙かに凌駕するアレでした。



とにかく、楽しい夜だった。
後日、メールが回ってくる。
みんなでオヤジバンドを組みましょうと。
俺はまだオヤジではないはずなのだけれども。

でも楽しそうだよなあ。
久し振りにドラムも叩いてみたいものだ。
そのためにも目の前の事を一つずつ頑張ろう。