モーセが書いたのは、わたしのことだ、と主イエスは言われます。
モーセが書いたというのは、創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記のいわゆるモーセ五書の事です。ヘブライ語で、これら五つの書をまとめて「トーラー」(教え)と呼びます。
これら五つの書にはイエス様の事が書かれているのです。
さらに、主イエスは、もしも、私達がこれら五つの書に書いてあることを理解せず、信じないというのであれば、どうして主ご自身の言う事が分かるだろうか、とも言われます。
つまり、モーセ五書に書かれている通りのイエス様を知るのでなければ、真にイエス様を知ることにはならない、ということです。モーセ五書なしには、私達は誤ったキリスト像(！)を作ってしまうかもしれません。
ですから、今、私達は、聖霊様の導きに心を開き、モーセ五書にキリストご自身を見て行くことにしましょう。
「ちょうどこの日、二人の弟子が、エルサレムから六十スタディオン離れたエマオという村へ向かって歩きながら、 この一切の出来事について話し合っていた。 話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、一緒に歩き始められた。 しかし、二人の目は遮られていて、イエスだとは分からなかった。」(ルカ24:13-16 新共同訳)
あの復活の日、二人の弟子達がエルサレムからエマオへの道を下っていると、主イエスご自身が彼らに近づき、一緒に歩き始めたのでした。しかし、何と弟子達の目は遮られ、イエス様だとは分からなかったのです！
何という事でしょうか⁉️
自分のすぐ隣りにイエス様がいるというのに気がつかないなんて❗️
しかし、私達は、この二人のことを笑えません。今も主イエスは生きておられ、私達の隣りどころか、私達の内に生きておられるというのに、あまりにも頻繁に、クレオパ達同様「暗い顔をして」(ルカ24:17)立ち止まってしまうのです。
二人の弟子は、自分達が期待していたお方が十字架刑になり、死んでしまったこと、でも今朝から仲間の女性達が、主イエスは生きておらるだなんて、訳の分からないのことを言ってるんだと、当のイエス様に向かって話すのでした。
そこで、イエスは言われた。「ああ、物分かりが悪く、心が鈍く預言者たちの言ったことすべてを信じられない者たち、 メシアはこういう苦しみを受けて、栄光に入るはずだったのではないか。」(ルカ24:25-26 新共同訳)
あゝ、何と物分かりの悪い者たちよ！と主は嘆かれますが、そんな心の鈍い者たちに、主の取られた行動は何だったでしょうか？
「そして、モーセとすべての預言者から始めて、聖書全体にわたり、御自分について書かれていることを説明された。」(ルカ24:27 新共同訳)
そう！主はモーセ五書を始め、聖書全体から、ご自分について書かれていることを、解き明かしたのです！
個人的には、なぜ、主はご自分を指して、「オイ！わたしだ！わたし！分からないのか！」と言わなかったのか、不思議な気がします。
私だけでなく、多くの方々が、神を探して、様々場所を遍歴します。
しかし、神は聖書の中におられます。私達は、聖書の御言葉を通してイエス様とお会いすることが出来るのです！
なぜなら、モーセ五書を始め、聖書は、イエス様について書かれており、主は生ける御言葉だからです！
主イエスは昨日も、今日も、いつまでも同じです。復活の主は私達の内におられ、モーセ五書を始め、聖書全体からご自分のことを解き明かしてくださいます。
ですから、私達は、これから聖霊の油注ぎのもと、聖書の基本であるモーセ五書を開き、主イエス様ご自身とお会いし、主ご自身のことを深く知り、神の命に満たされて行くことにしましょう❣️
どうか、私達の主イエス・キリストの神様、即ち、栄光のお父様が神ご自身を知るための、また、キリストに在る私達の本当の姿を知るための知恵と啓示の霊を私達に豊かに与えてくださいますように！(エペソ1:17参照)
23年1月28日 安息日礼拝メッセージより⑴
ですから、私達は、これから聖霊の油注ぎのもと、聖書の基本であるモーセ五書を開き、主イエス様ご自身とお会いし、主ご自身のことを深く知り、神の命に満たされて行くことにしましょう❣️
どうか、私達の主イエス・キリストの神様、即ち、栄光のお父様が神ご自身を知るための、また、キリストに在る私達の本当の姿を知るための知恵と啓示の霊を私達に豊かに与えてくださいますように！(エペソ1:17参照)
23年1月28日 安息日礼拝メッセージより⑴
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〜見よ、わたしはすぐに来る〜
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