ホセア書⑷ 我におれ | アリエル ミッション

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主は再び、わたしに言われた。「行け、夫に愛されていながら姦淫する女を愛せよ。イスラエルの人々が他の神々に顔を向け、その干しぶどうの菓子を愛しても、主がなお彼らを愛されるように。」(‭‭ホセア‭3:1‬ ‭新共同訳‬‬)


1. ヤハウェの命令、再び

ホセアは再びヤハウェの命令の言葉を聞きます。夫に愛されていながら姦淫する女を愛せよ、と。
最初のご命令は、行って、娼婦と結婚せよ、でした。今回はさらにハードルが上がった感があります。

しかし、この愛こそは、ヤハウェなる神が北イスラエル、エフライムを愛する愛なのです。

決して変わることのない愛、永遠の愛です。


「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。」(エレミヤ31:2)


そして、この北イスラエル、エフライムへの変わらない愛は、そのまま、私達への変わらない愛なのです。


「そこで、わたしは銀十五シェケルと、大麦一ホメルと一レテクを払って、その女を買い取った。」(‭‭ホセア3:2‬ ‭新共同訳‬‬)

家を飛び出した後、一時は夜の街でナンバーワンの呼び声も高かったゴメルも、とっくの昔に都落ちし、今では客をとるために場末の夜の暗がりに佇んでいました。
そこへホセア(救い)が来て、その見すぼらしい身分から胴元にしかるべき代価を払い買い戻したのです‼️

ゴメル、その名の意は、to the end 万事休す、まさに、神に反逆を繰り返し、あげくの果てに追放され、消えていなくなって、人々の記憶からもきれいさっぱり消えてしまった北イスラエル、エフライムを指し示す名です。


しかし、一方でゴメルという名には、accomplish 神ご自身が成し遂げるという意味でもあります。例え死の力が臨もうとも、神ご自身が私達、神のイスラエルを復活させるのです‼️ハレルヤ‼️

「わたしはよみの力から、彼らを解き放ち、
彼らを死から贖おう。
死よ。おまえのとげ(別訳「疾病」)はどこにあるのか。
よみよ。おまえの針はどこにあるのか。」
(ホセア13:14 新改訳聖書)

この上なく力強いこの復活の御言葉が、追放され、消えていなくなってしまった北イスラエル、エフライム回復、帰還預言の文脈の中で語られていることに注目すべきです‼️

聖霊のデュナミス、どんな山をも瞬時に打ち砕くダイナマイト🧨パワーは、北イスラエル、エフライム回復、帰還を実現するためにリリースされるのです‼️


このイスラエル全家の帰還の流れの中で、全ての病人を癒す権威、また「死人を生き返らせよ」(マタイ10:8) との命令を実現するための権威が行使されます❗️


2. 結婚の回復 〜荒野を通して

さて、ホセア(救い)は、買い戻した妻に向かってこう言います。

わたしは彼女に言った。「お前は淫行をせず、他の男のものとならず、長い間わたしのもとで過ごせ。わたしもまた、お前のもとにとどまる。」(‭‭ホセア3:3‬ ‭新共同訳‬‬)

ホセアの妻ゴメルへの言葉は、そのまま、北イスラエル、エフライム、私達神のイスラエルへのイェシュア の御言葉です。
(ヤハウェ+ホセア→イェホシェア→イェシュア、即ちヤハウェは救いの意味)

「わたしにとどまれ。わたしもあなたにとどまろう。」とは、そっくりそのまま、主イエス様の「我に居れ、さらば我なんぢらに居らん」(ヨハネ15:4)です。

復活の栄光のキリストが新しい私達そのもの、との信仰に生きること。
キリストと私達は、神によって完全に一つにされたとの永遠の事実、神の現実を受け入れること。これぞ、結婚の奥義のマニフェストです。

わたしたちは、キリストの体の一部なのです。 「それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」(‭‭エフェソ5:30-31‬ ‭新共同訳‬‬)

このような素晴らしい回復ストーリーは、もちろん一朝一夕で実現するものではありません。長い年月にわたり、様々な苦難を経て、明らかになります。

「それゆえ、わたしは彼女をいざなって 荒れ野に導き、その心に語りかけよう。 そのところで、わたしはぶどう園を与え アコル(苦悩)の谷を希望の門として与える。 そこで、彼女はわたしにこたえる。 おとめであったとき エジプトの地から上ってきた日のように。」(‭‭ホセア2:16-17‬ ‭新共同訳‬‬)

神は私達イスラエルを自ら誘い出し、荒野に導いたのです。そして、私達の心、即ちスピリット、霊に語りかけてくださいました。確かに、荒野ほど神が私達に語りかけやすい場所はありません。何せ、荒野には神様の御声以外に頼りになるものが一つもないのですから!

荒野は生きやすい場所ではありません。しかし、主はそこに葡萄の園を設けてくださいます。
苦悩の谷が、希望の谷となります。

その日が来ればと 主は言われる。 あなたはわたしを、「わが夫」と呼び もはや、「わが主人(バアル)」とは呼ばない。 わたしは、どのバアルの名をも 彼女の口から取り除く。 もはやその名が唱えられることはない。(‭‭ホセア‭2:18-19‬ ‭新共同訳‬‬)

この回復計画をとどめるものは何もありません。

「わたしは、あなたととこしえの契りを結ぶ。 わたしは、あなたと契りを結び 正義と公平を与え、慈しみ憐れむ。 わたしはあなたとまことの契りを結ぶ。 あなたは主を知るようになる。」(‭‭ホセア ‭2:21-22‬ ‭新共同訳‬‬)

神と私達との永遠の契り。即ち、御子イエス・キリストの血による新しい契約です。

まことに、荒野で明らかにされたのは、血による契約でした。



(21年8月5日の記事の修正版です。)


〜ホセア書5 に続きます。〜

次回は、特に、イスラエルがどんな様相で帰還するかに着目します。
言ってみれば、究極の不倫妻の帰宅なので、人間的には、「今さら、どのツラ下げて!」となるところですが、、、。

次回、いよいよ本当にラスト。
回復の花嫁👰‍♀️、北イスラエル、エフライムの帰還の姿をお楽しみに♪

浦和祈りの家の礼拝メッセージは、以下のドライブからお聞きください♪

「ホセア書 神の愛」「ホセア書1〜2」「ホセア書3〜4」など♪


〜見よ、わたしはすぐに来る〜

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