アブラハム契約を実動に移す異言の祈り | アリエル ミッション

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神は彼らのうめきを聞き、神はアブラハム、イサク、ヤコブとの契約を覚え、 
神はイスラエルの人々を顧み、御心に留められた。 (‭出エジプト記‬ ‭2‬:‭24-25‬ 口語訳-新共同訳)

1. うめきを聞かれる神

神はエジプトでの労役に苦しむイスラエルの民のうめきを聞かれました。その結果、神はご自身の契約を覚えたのです。その契約とは神がアブラハム、イサク、そしてヤコブと交わした契約です。

契約を覚えたとは、神は今まで契約を交わしたことをすっかり忘れていたが、慌てて思い出した、という意味ではありません。契約の内容をいよいよ実際のものにする!という意味です。
確かに、神はご自身の民であるイスラエルを顧み、御心に留められました。

「わたしは、あなたが滞在している地、すなわちカナンの全土を、あなたとあなたの後のあなたの子孫に永遠の所有として与える。わたしは、彼らの神となる。」(創世記17:8 新改訳聖書)

神は、アブラハムとその子孫にカナンの地を永遠の所有として与えると約束しました。もちろん、この契約は、今も全く変わりません。

かつて、この契約を実現するために、御使いが遣わされて、神のメッセージが届けられ、モーセは解放者としてエジプトにいるイスラエルの民の所に戻ったのです。
神はモーセとアロンを通して、偉大な奇跡を行ない、遂にイスラエルの民は小羊の血によってエジプトを出ました。

主は銀と金とを持たせて御民を連れ出された。その部族の中でよろける者はひとりもなかった。(詩篇105:37 新改訳聖書)

イスラエルがエジプトを出る時、神は、エジプトの金銀を豊かに持たせ、病気や老いなどで弱っていた者達を一夜にして完全な健康体にし、また若返らせたのです‼️

「また彼らの求めによって、うずらを飛びきたらせ、 天から、かてを豊かに彼らに与えられた。 主が岩を開かれると、水がほとばしり出て、 かわいた地に川のように流れた。」(詩篇‬ ‭105:40-41‬ ‭口語訳‬‬)

彼等の行く手を阻む海を真っ二つに分けて通らせたのも、天からのパンで彼等を養ったのも、岩から水が湧き出たのも、全てはその子孫にかの地を相続させるというアブラハムとの契約を実現するためでした。

「これらのことは 主がそのしもべアブラハムへの聖なることばを 覚えておられたからである。」(詩篇105:42 新改訳聖書2017)

このように偉大な奇跡が次々と起きたのは、アブラハムとの契約を実現して、イスラエルの民に に、その土地を相続させるためであったことが分かります。

アブラハム、イサク、そしてヤコブへの誓い、契約を実現するためには、神はどんな奇跡だって起こすのです!

そして、この契約実現のために用いられたのが、イスラエルの「うめき」でした。この「うめき」によって、神はご自身の契約を覚え、力ある業を行ない、イスラエルをその土地まで導いていく事になったのです。

「わたしはまたカナンの地、すなわち彼らが寄留したその寄留の地を、彼らに与えるという契約を彼らと立てた。 わたしはまた、エジプトびとが奴隷としているイスラエルの人々のうめきを聞いて、わたしの契約を思い出した。」 (‭出エジプト記‬ ‭6‬:‭4-5‬ 口語訳)

契約を立てた、、、うめきを聞いて、、、契約を思い出した、とある通りです。契約の内容を実動に移させたのは民のうめきでした。

今も全く同じです。

今、神はアブラハム、イサク、ヤコブに誓った契約の言葉どおり、その全ての子孫をイスラエルの土地に帰還させ、さらには聖霊を注ぎ、ご自身の御顔をはっきりと現そうとしているのです。

かつて出エジプトの際「うめき」が契約実現のために用いられたように、今も契約を実現し、全世界に散らされているイスラエルの民を帰還させるために「うめき」が用いられます。

今その「うめき」とは、ズバリ「異言の祈り」のことです。

2. アブラハムとの契約をアクティブなものにする異言の祈り

「わたしは、確かにエジプトにいるわたしの民の苦難を見、そのうめき声を聞いたので、彼らを救い出すために下って来た。さあ、行きなさい。わたしはあなたをエジプトに遣わそう。」(使徒の働き7:34 新改訳聖書)

この御言葉にある「うめき」στεναγμοῦ(stenagmou) という言葉が、新約聖書の中でもう一ヶ所だけ出て来ます。それが、例のローマ書8章の異言に関する言葉なのです。

「同様に、“霊”も弱いわたしたちを助けてくださいます。わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、“霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。」 (‭ローマの信徒への手紙‬ ‭8‬:‭26‬ 新共同訳)

聖霊自らが「うめき」をもって執り成すとありますが、この異言の祈りの言葉を指す「うめき」は、στεναγμοῖς(stenagmois) で、先のイスラエルの「うめき」と同じ言葉です。新約聖書では、この二ヶ所でしか使われていない言葉です!

今、私達が聖霊の促しにより異言で祈る時、神はご自身の契約、アブラハム、イサク、そしてイスラエルとの契約を思い起こします。つまり、契約の内容を実際にものとするためにご自身の力を解き放つのです‼️

主は、小羊イエス様の血の絶大なる価値を私達に啓示して、ご自身の民をあらゆる罪の鎖から解き放ちます。また、この世の富を神の王国に移行させ、驚くばかりの健康と癒しをその民に惜しみなく与えます。こうして私達神のイスラエルをその相続地へと導き入れるのです‼️
新しい出エジプトが始まりました‼️

見よ、このような日が来る、と主は言われる。人々はもう、「イスラエルの人々をエジプトから導き上られた主は生きておられる」と言わず、 「イスラエルの子らを、北の国、彼らが追いやられた国々から導き上られた主は生きておられる」と言うようになる。わたしは彼らを、わたしがその先祖に与えた土地に帰らせる。
 それゆえ、わたしは彼らに知らせよう。 今度こそ、わたしは知らせる わたしの手、わたしの力強い業を。 彼らはわたしの名が主であることを知る。」(エレミヤ書‬ ‭16:14-15, 21‬ ‭新共同訳‬‬)

今がその時です。

「あなたは立ってシオンをあわれまれるでしょう。これはシオンを恵まれる時であり、定まった時が来たからです。 」(‭詩篇‬ ‭102‬:‭13‬ 口語訳)

You will arise and have mercy on Zion; For the time to favor her, Yes, the set time, has come. (‭Psalms‬ ‭102‬:‭13‬ NKJV)

エルサレム旧市街、オリーブ山麓のゲッセマネの園にて


「契約の箱をエルサレムに運び込む」「永遠の解放を実現したキリストの血」など浦和祈りの家、またLINE安息日礼拝メッセージは、こちらのお聴きください♪



〜見よ、わたしはすぐに来る〜

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