オベデ エドム 血による新しい契約に仕える者 | アリエル ミッション

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1. ウザの割り込みからレビの召命へ


「彼らは神の箱を新しい車に載せ、丘の上のアビナダブの家から運び出した。アビナダブの子ウザとアフヨがその新しい車を御していた。」
‭‭(サムエル記下‬ ‭6:3‬ ‭新共同訳‬‬)

祭司エリの頃に敵に奪われた神の箱は、紆余曲折を経て、イスラエルに取り戻され、アブナダブの家に安置されていました。そして、いよいよ王ダビデの命により、この神の箱を運び上る時が来たのです。その際、ダビデは、新車を用意し(牛車ですが)、神の箱を載せ、ウザ達がその車を御していたのです。しかし!


「一行がナコンの麦打ち場にさしかかったとき、牛がよろめいたので、ウザは神の箱の方に手を伸ばし、箱を押さえた。 ウザに対して主は怒りを発し、この過失のゆえに神はその場で彼を打たれた。ウザは神の箱の傍らで死んだ。」(サムエル記下‬ ‭6:6-7‬ ‭新共同訳‬‬)

とんでもない悲劇が起きてしまいました!
しかし、この悲劇の原因ははっきりしており、言い訳の余地のないものだったのです。

確かに、人手では到底持ち上げられない重さであるこの契約の箱を、車に載せて運ぶというのは、理にかなっています。譬えが適切かは分かりませんが、私達が引っ越しをする際、大型の冷蔵庫を素手で運ぼうとする人はいないでしょう!当然の如く、トラック🚚など車を用意して、それに載せます。

しかし、今回は他でもない「ケルビムの上に座す万軍の主の御名によってその名を呼ばれる神の箱」(‭‭サムエル記下‬ ‭6:2‬) です❗️

ですから、神によって選ばれたレビだけが、神の箱をはじめ、会見の天幕の器を取り扱うことが出来るのです。

「レビ族を前に進ませ、祭司アロンの前に立たせ、彼に仕えさせなさい。 彼らはアロンと共同体のために臨在の幕屋を警護し、幕屋の仕事をする。」(‭‭民数記‬ ‭3:6-7‬ ‭新共同訳‬‬)

「そのとき、主はレビ族を選び分けて、主の契約の箱を担ぎ、主の御前に立って仕え、主の名によって祝福するようにされた。それは今日まで続いている。」(‭‭申命記‬ ‭10:8‬ ‭新共同訳‬‬)

というわけで、この事件により、神を畏れたダビデは、神の箱を一旦オベデ エドムの家に向かわせ、それから改めてこの箱をレビに運ばせることにしたのです。

ダビデは言った。「神の箱を担ぐのは、レビ人でなければならない。彼らこそ、主の箱を担ぎ、永遠に主に仕えるために主によって選ばれた者である。」(‭‭歴代誌上‬ ‭15:2‬ ‭新共同訳‬‬)

アーメン。

「レビ族の家系の長であるあなたたちは、兄弟たちと共に自らを聖別し、イスラエルの神、主の箱を、わたしが整えた場所に運び上げよ。 最初のときにはあなたたちがいなかったので、わたしたちの神、主はわたしたちを打ち砕かれた。わたしたちが法に従って主を求めなかったからである。」 祭司とレビ人は、イスラエルの神、主の箱を運び上げるため自らを聖別した。(‭‭歴代誌上‬ ‭15:12-14‬ ‭新共同訳‬‬)

私達がここ数年間にわたり体験して来た様々な試練は、いわばレビとしての召命が明らかにされるため、即ち、神の箱、主の臨在をエルサレムへ運ぶ者として聖別されるためでした。


「彼は精錬する者、銀を清める者として座し レビの子らを清め 金や銀のように彼らの汚れを除く。 彼らが主に献げ物を 正しくささげる者となるためである。 そのとき、ユダとエルサレムの献げ物は 遠い昔の日々に 過ぎ去った年月にそうであったように 主にとって好ましいものとなる。」(‭‭マラキ書‬ ‭3:3-4‬ ‭新共同訳‬‬)

さあ、いよいよ、私達が主の御名により神の箱を担ぎ、主の臨在、栄光をエルサレムに運び入れる時が来たのです‼️

「主の言葉に従ってモーセが命じたように、レビ人たちが竿を肩に当てて神の箱を担いだ。」(‭‭歴代誌上‬ ‭15:15‬ ‭新共同訳‬‬)

もう新車を用意する必要などありません。

「主の契約の箱を担ぐレビ人を神が助けてくださったので、彼らは雄牛七頭と雄羊七匹をいけにえとしてささげた。」(‭‭歴代誌上‬ ‭15:26‬ ‭新共同訳‬‬)

あの重い箱が、レビが担ぐと、スッと上がったのです‼️神が助けてくださいました‼️

そうです、初めから、余計な人間的な配慮は不要だったのです。
ウザが打たれた現場は「ペレツ・ウザ」(‭‭サムエル記下‬ ‭6:8‬ ‭) と呼ばれるようになりました。
ウザという名前は、「力」という言葉から来ており、ペレツは「割り込み」です。即ち、人間の力が割り込む余地は、初めから全くなかったということです。「万軍の主は仰せられる、これは権勢によらず、能力によらず、わたしの霊によるのである。」‭‭(ゼカリヤ書‬ ‭4:6‬ ‭口語訳‬‬)

アーメン。

2. オベデ エドム 新しい契約に仕える者


その日、ダビデは主を恐れ、「どうして主の箱をわたしのもとに迎えることができようか」と言って、 ダビデの町、自分のもとに主の箱を移すことを望まなかった。ダビデは箱をガト人オベド・エドムの家に向かわせた。 三か月の間、主の箱はガト人オベド・エドムの家にあった。主はオベド・エドムとその家の者一同を祝福された。‭‭(サムエル記下‬ ‭6:9-11‬ ‭新共同訳‬‬)

話しは前後しますが、ウザの事件の後、ダビデは、落ち着くまで、ヤハウェの箱をオベデ エドムの家に向かわせています。
センセーショナルな事件が起こった直後ですし、人が死んでいるわけですから、オベデ エドムがどういう気持ちで、神の箱を受け入れたかは分かりません。しかし、何と主は、オベデ エドムとその家族全体を祝福されたのです❣️

「神の箱のゆえに、オベド・エドムの一家とその財産のすべてを主は祝福しておられる、とダビデ王に告げる者があった。王は直ちに出かけ、喜び祝って神の箱をオベド・エドムの家からダビデの町に運び上げた。」(‭‭サムエル記下‬ ‭6:12‬ ‭新共同訳‬‬)

ハレルヤ‼️神の箱のゆえに、ヤハウェは、オベデ エドム一家とその財産、持ち物全てを祝福されたのでした‼️まさに、アブラハムの祝福です㊗️アーメン‼️
そして、この祝福の良き知らせが、王に神の箱をダビデの町に上らせるようにしたのでした。

「オベデ」とは、「servant 仕える者」という意味です。そして、「エドム」とは「赤色」です。ヤコブの双子の兄のエソウが、空腹の余り、長子の権利を軽んじ、「お願いだ、その赤いもの(アドム)、そこの赤いものを食べさせてほしい。わたしは疲れきっているんだ。」彼が名をエドムとも呼ばれたのはこのためである。」(‭‭創世記‬ ‭25:30‬ ‭新共同訳‬‬) という話しを覚えていますね。
さらに、「ガト人」のガトとは、winepress 葡萄酒を作る際の道具です。葡萄酒、即ち、新しい契約の象徴ですね!

「この杯は、わたしの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚えて、これを行いなさい。」(1コリント11:25 新改訳聖書)

つまり、「ガト人オベデ エドム」とは、「赤色に仕える者」、血による新しい契約に仕える者を指し示しているのです‼️ハレルヤ‼️アーメン‼️

御子イエス様の血による新しい契約のもとで、主の臨在は豊かに解き放たれ、私達はあらゆる面で大いに祝福されます㊗️
そして、その祝福は、私達をエルサレムへと向かわせるのです‼️アーメン‼️ハレルヤ‼️

ガト人オベデ エドム、血による新しい契約に仕える者とはもちろん、今日の私達のことです。

「神はわたしたちに、新しい契約に仕える資格、文字ではなく霊に仕える資格を与えてくださいました。文字は殺しますが、霊は生かします。」(‭‭コリントの信徒への手紙二‬ ‭3:6‬ ‭新共同訳‬‬)

神の箱は、3ヶ月、オベデ エドムの家にありましたが、ちょうど今から3ヶ月ほどで、エルサレムは秋の大収穫祭、仮庵の祭りの真っ盛りです‼️
ですから、今から、血による新しい契約に生きましょう‼️聖霊様を心から歓迎しましょう‼️
そして、家族共々大いに祝福を体験し、主の臨在、栄光を今年の仮庵の祭りにエルサレムに運び込むのです‼️アーメン‼️ハレルヤ‼️


それにしても、日本🇯🇵の神輿って、イスラエル🇮🇱の契約の箱そっくりだな。



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見よ、わたしはすぐに来る〜

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