これね、居酒屋で席に着いたお客さんの第一声としてよく耳にするのものです。
「とりあえず」の意味を調べてみました。
①急ぎの間に合わせの処置として
②まずさしあたって
③一応 という風に書いてありました。
昔ね、カジマンが居酒屋でこれを言ったときに大学時代の先輩に注意されたことがあります。
とりあえずナマってのは、生ビールに対して失礼だろ！
私はナマ！誰が何といおうとナマ！と生ビールに対して主体性と敬意をもって注文するもんだ！って。
ほーなるほどぉ…と、そのとき妙に感心したのでね、
それ以来これはカジマンのなるべく使わない言葉のひとつになっています。
ここで、とりあえず使わないようにしていますって言ったら笑えるけど…。
さて、明日はわが社の内定者がそろって集合する日なんです。
「内定者の集い」
昨年春以降の活動から五月雨式に内定者が決まっていった会社の新メンバー候補がそこに一堂に会す日。
その目的は４つあります。
１．健康診断を通じて入社前の今の健康状態を知り健康体で来てもらう準備を行う
２．学生時代の生活習慣から生活環境が変わるという自覚のもとに健康管理のポイントを学び実践する
３．同期として一緒にスタートラインに立つメンバーとの交流を通じて円滑な導入研修への基礎をつくる
４．会社のビジネスの１部に触れ、会社や実際に行っているサービスを体感する
1年の活動を総括してね、採用担当ならではのこれはしみじみとした喜びを噛みしめる嬉しい日なんですよ。
わが社の内定者って、かなり厳選されています。
会社側が厳選したメンバーって皆さんは思うかもしれませんが、違います。逆です。
応募する多くの学生さんがわが社を厳選して来てくれるのですね。
そこが「入社後辞めない社員集団」のポイントでもあります。
そこで、今日のタイトルです。
今や就活中の学生さんってね、100も150もよく検討もせず手当たり次第エントリーするのです。
だって、クリックひとつで“とりあえず”その会社に対してエントリーができるんですから。
その結果、説明会や筆記試験などのドタキャン学生の何と多いことか？
しかもね、申込んでおきながら“伺えません”っていう連絡ひとつよこさないんですよ。ホントなんです。
そうきたら企業側も、そりゃ黙っていませんよ。
本当にビジネスや会社に対して意欲の高い、資質ある学生だけにアプローチそして来てほしいんですから。
で、対策を講じるんです。
入社試験に対して「受験料」を徴収するって企業も出てきました。
例えば、ニコニコ動画を運営している会社さん…
実際に今回は受験料として学生さんから2,525円を徴収することにしたんです。
どうなったと思いますか？
エントリ―数は前年比6割も減ったんだそうですよ。
でもね、欲しい人材の応募数は増加し、改めて採用人数を増やすことになったんだって。
