普段の日常生活で落ち着きがなく「理由も無いのにイライラする」「すぐに怒りを爆発させて、あとで凹む」ということはない?そういう時ってなんか急かされているとか焦っているような感覚よね。「何をそんなにイライラ、セカセカしているの」と言われるんだけれど、焦燥感は収まらない。
これをねえ、漢方では「煩躁(はんそう)」という。
煩躁を改善する方法には漢方薬とかいろいろあるんだけれど、意外なものが効くらしい。
みそきゅう。
みそきゅうと言えばイメージするのは「鉄腕ダッシュ」でやってた、味噌の上にもぐさを置いて火をつけるやつね。実はみそきゅうにはもうひとつやり方があって、味噌にいろんなスパイスや漢方薬を練りこんで丸く固めて乾燥させる。ちょうどビスケットの「オレオ」みたいな感じ。これを「味噌台」と呼ぶ。この味噌台の上にもぐさを乗せて灸をすえるやり方があるの。
こちらの方はずっと以前、昭和のころは鍼灸の専門学校でもベテランの先生が教えてくれたことがあったんだけれど現在では味噌台の作り方はおろか、こういうスタイルのみそきゅうを専門学校の教員でも経験したことがないらしい。
煩躁のケアに話を戻せば、味噌台にブレンドする成分に煩躁に効くものがあるのよ。それがみそきゅうの温熱によって体内に浸透していくと言われている。
ウチの協会の副代表の治療院では「みそきゅう」は人気メニューなんだけれど、それだけ煩躁、イライラ感に悩んでいる人が多いのかもしれないね。
それでね、副代表による「みそきゅう」セミナーを行います。使用した味噌台はそのまま持って帰ってもらえるから、その日から施術を行うことはできるし、「煩躁」に効果的な味噌台の作り方もお伝えします。今回のセミナーでは火ももぐさも使わないやり方を紹介するので、きゅう師(鍼灸師)の資格を持たない方にも受講していただけます。
詳細はこちら。お申し込みもできます。