頭蓋仙骨療法(頭蓋オステオパシー)はこんなふうに使えます | クラニオセイクラルな日々-あたまをさわれば幸せになる

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大阪市淀川区西中島かなや整骨院院長のブログ

ココロに効く、カラダに効く、クラニオセクラル・セラピー

頭蓋仙骨療法、クラニオセイクラル・セラピーはもちろん単独でも使えるけれど、いろんな使い方ができる。オレがクラニオを気に入っているのはそういう点で、いろんなジャンルの治療法ともすんなり併用できる。

 

オレのセミナーを受講してくださるのは鍼灸の先生が多いから鍼灸との併用が一番ポピュラーなのかな。鍼を打つ前に頭蓋仙骨療法のテクニックのうちの「第4脳室圧縮」を行うと、筋肉の緊張が緩んで鍼は打ちやすいし効果も上がるらしい。オレが鍼灸のライセンスを持たなかったことを後悔するのはこういうときよね。

 

はじめに頭蓋骨を調整して自律神経のバランスを整えてから脊椎や骨盤矯正を行うというのもよく伺う。ちょっと専門的になるんだけれど、カイロプラクティックのSOTという手技があってね、骨盤ブロックという特殊なクッションを使って骨盤矯正をするんだけれど、この骨盤矯正と頭蓋仙骨療法との組み合わせは手技療法に専門誌にも掲載されていた。

 

併用するのは東洋医学や手技療法だけじゃない。レイキ(というエネルギーワーク)との併用はけっこうやっている人が多いんじゃないかな。レイキ関連のベストセラー書籍、望月敏孝先生の「癒しの手」にも頭蓋仙骨療法とレイキの併用をすすめる記述があるよ。オレもレイキの実践者だからそういう意味では頭蓋仙骨療法とレイキを併用しているということになるのかな。

 

頭蓋仙骨療法とレイキの関係については稿を改めるつもりなんだけれどさあ、ちょっと小声で言うとレイキのセッションってプラクティショナー(施術者)によって差が大きいのよ。効果の違いみたいなのは別にして手を当てられたときの感覚、心地よさの個人差がむちゃくちゃに激しい。それはプラクティショナーのほうもよくわかっていて、もっと強力なパワーのレイキをどこかで学んだほうがいいんじゃないか、みたいなことを考える人が多いみたい。

 

実はそれ、セッションの際の手の当て方でずいぶん違ってくると思う。頭蓋仙骨療法とレイキを併用することでおそらく思ったようなセッションができるんじゃないかな、とオレは自分の経験から思うのよ。

 

ヨガのレッスンの後にマッサージをする教室があるでしょう?その代わりに頭蓋仙骨療法の施術を行っているところがあって、ものすごく好評らしい。頭蓋仙骨療法の施術中の感覚って瞑想と似ているというから、きっとヨガとも相性がいいんだろうね。

 

ケイシー療法の指導に頭蓋仙骨療法を取り入れる話は以前に記事にした。「快医学」という治療体系が存在する。ライフエネルギーテスト(オーリングテストの進化系)や操体法、温熱療法を組み合わせた独特の治療法。この快医学にも頭蓋仙骨療法が「頭蓋仙骨の手当て」という名称で取り入れられている。要はどんな治療法とも相性がいい、ということよね。

 

最後に。オレはどんな風に使っているか。まずどんな症状であっても頭蓋仙骨療法からスタートする。「私は腰が痛いねんけど…。」とか言われても頭から自律神経を調整していく。たいていの症状は交感神経優位で心身が緊張していることが原因。なのでまずは緊張と緩和のバランスをとる。それからね、例えばむち打ちなら頸椎、腰痛なら腰椎とか骨盤を調べてみて問題がありそうなら調整する。東洋医学では全体療法の「本治法」と局所療法の「標治法」を組み合わせて治療を行う。鍼灸の資格を持たず東洋医学を理解していないオレにとって全体のバランスを評価して調整する頭蓋仙骨療法は必須のアイテムなのよ。

 

頭蓋仙骨療法をだれにでもわかりやすく、でもちゃんと現場で使えるように教えます。

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