ケイシー療法のC、ができるようになればいいなと思いませんか | クラニオセイクラルな日々-あたまをさわれば幸せになる

クラニオセイクラルな日々-あたまをさわれば幸せになる

大阪市淀川区西中島かなや整骨院院長のブログ

ココロに効く、カラダに効く、クラニオセクラル・セラピー

エドガーケイシー療法の原則、CAREのうちのCはcirculation。循環を良くするということね。ケイシー療法を実践しておられる方はcirculationの促進のためにオイルを使ったボディケアを行ったりしている。もちろんそれも効果はあるんだけれど、ケイシーが推奨していたのはオステオパシーだったと言われている。

 

オステオパシーと言っても範囲はものすごく広く、ちょっと以前に記事にしたように投薬とか外科手術とかもオステオパシーの範疇に含まれる、という。なのでアメリカでのオステオパシーのは「正統派の一般医療技術プラス手技療術」と定義される。(藤井尚治 脊椎調整術の世界 科学新聞社1971)

 

それでね、ケイシー療法でオステオパシーが推奨される理由は、ケイシー自身の言葉を借りれば「手で触れることによって交感神経系(自律神経系ということだろうね)と脳脊髄神経系のバランスを保つ」からということね。これも以前記事にしたように、手で触れて自律神経の調整をするというのは要するにオステオパシーのテクニックのひとつ、頭蓋仙骨療法のことを指す。

 

オレ自身はケイシー療法を学んだわけでも実践しているわけでもないけれど、頭蓋仙骨療法を学んでみたいというご連絡は時々いただいていた。ずいぶん以前から頭蓋仙骨療法を医療関係者に伝えることはしていた。それをこの数年、一般の方に頭蓋仙骨療法をお伝えするためにちょっと指導法を変えてみたの。

 

具体的にはね(企業秘密なんやけどな)、「触診」「評価」「調整」の三本柱でセミナーを構成してるんだけれど手順をちょっと変更したのよ。内容については一切変更なし。それでセミプロのセラピストさんとか手技療法の初心者に教えてみたらちゃんと必要なレベルまでできるようになった。

 

それでちょっと前に医療関係者と医療専門学校の学生、民間資格のセラピストさん、それから関心はあるけれど全く一般の方まで合同のセミナーという機会があったんだけれど、参加してくださった方全員こちらの要求するレベルまできちんと手技ができるようになった。あとは現場で使っているうちに手の感覚ができてくるように構成を立ててあるからそれぞれの使い方ができるようになってきているはずよ。

 

5月の連休に新大阪で頭蓋仙骨療法のセミナーをやります。難しい話は出てきませんが二日間でちゃんと頭蓋仙骨療法の基本手技が身につきます。詳細はこちらのサイトからどうぞ。