いっぺん聞かれたことがある。おんなじクラニオ、頭蓋仙骨療法のセミナーなのに時間に違いがあるの?
例えばオレが20年ちょっと前に参加したクラニオのセミナーは40時間。たしか5、6日間だったと記憶する。
それに比してオレの主催するクラニオのセミナーは10時間とか5時間。1日か2日のセミナー。
時間短くね?
実はそんなことなくてね、まずひとつめ、オレが受講したときは、受講生に一般の方も結構いた。だからね、基礎医学というか骨の名称とかそういうのに丁寧に時間をかけていた。
ウチの協会のセミナーは受講対象が医療関係者限定。セミナーに出てくるくらいの基礎知識は皆さんお持ち。
それからね、人の身体をさわるのが初めて、という人でも受講対象にしているとやっぱり練習時間を充分にとる必要があるんだろうね。ずいぶん長い時間練習してた。講師がアメリカ人だったから?なのかみんなお菓子とか買ってきてて練習中に休憩しながら談笑とかしてたな。
それも医療現場でボディワークしてる受講生なら普通に手の使い方を覚えて、あとは現場でブラッシュアップすればいい。
習った技術をうまく使えなければメール1本寄越せば済む話。
たぶんセミナー時間の差はこんな理由だと思う。
よそでクラニオのセミナー受講して良くわからなかったとウチに受講に来てくださる方は時々おられるけど、
ウチで受講して「練習時間なくてわからんかった」という声は聞いたことない。
だいたい開業している医療関係者が4日も5日もセミナーで院を空けるのは無理な話だと思う。
2月19日の頭蓋仙骨療法ベーシックセミナー明日で閉めきりです。