仕事上でも 家庭の中でも
相手の話を一生懸命聴いているのに
相手は「もっとしっかり話を聴いてください」といったり
「分かってくれないのならもういい」と
不満な態度を見せることはありませんか
こちらは 「しっかり聴いているのにどうして!?」
と思ってしまいますよね。
その原因と 対応策をお話しします。
相談を受ける立場の人は
大体 経験もあり 「こうしたらもっと改善する」ということが
分かります。
だから、「その解決には○○したらいい」と思いながら
相手の話を聴いています。
人は 「自分のことをわかってもらえた」と思うと
心を開きます。
悩んでいること、困っていることを
まず分かってほしいのです。
いわゆる共感をしてほしいのです
ところが相談を受ける側は解決策がわかるから
相手の言うことを聴きながら
解決策のほうに意識が向いてしまうと
共感することを省いてしまうのです。
相談するほうは
「自分のことを分かってくれた」と思えないばかりか、
こうしたらよいと解決策を言われるので、
人によっては足りないところを指摘されたとさえ感じるのです。
相談を受けたときは
解決策は後回しにしましょう。
まず共感!
分かってもらえたという実感があって、相手は満足するのです。
時には共感だけで終わったほうが良い場合もあることを知っておきましょう。