今日は天命を短歌に読むという歌会の日だった。
朝8時~10時まで
毎月一回やっている。
自由題1首と 課題1首を出した。
今日のお題は「運命」である。
『登り来る蟻の生死を握りたる吾の運命を握るは誰か』
幼いころから、蟻の行列を観ているのが好きであった。
時たま意地悪をして、行列の途中に木切れや石を置いて邪魔をすると
蟻たちは慌てて右往左往する。蟻は全く私には気が付いていない。
蟻にすれば突然空から大きなものが現れたと思うだろう。
蟻をひねりつぶそうと思えば簡単に命を奪うことができる。
そんなことを考えた時、私たち人間の命を左右する存在があるんではないかと子ども心に
怖さを覚えたものだ。
久しぶりに一匹の大きな蟻を見つけた。足を出すと登ってきた。
その時に昔の自分が蘇ってきたときの一首である